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【相葉side】
翔ちゃんと松潤が弁当取りに行ってくれて、リーダーとにのの様子を見ていると、
休憩に入って周りがざわざわしてきたせいか、にのが体勢を変えてうっすら目を開けた。
「あ、にのちゃん、起きた？」
にの「…、んんっ、」
リーダー「調子どう？」
にの「…ん、ちょっと軽くなった、のと、寒くなくなった、かな」
「良かったぁ」
ちょうど翔ちゃんたちが弁当抱えて戻ってきて。
体調聞かれて同じように答えるにの。
額に手を当てるとまだ熱いのは熱いけど打ち合わせ前よりは下がってそう。
松潤「俺ら今から夜ご飯だけど、にのなんか食べれそう？ゼリーとか頼んだけど」
にの「、うーん、じゃあ、ゼリーもらおうかな、、」
松潤「おっけー、たぶんもうちょっとしたら来ると思うから待ってな」
にの「…うん、ありがと」
そう言うと、体を起こそうとするから慌てて支える。
「どうした？」
にの「…ん、ずっと同じ体勢だったから、体痛くて、、」
「そっか、そうだよね」
まだ熱があるからだろう、体を起こすと、目をギュッと瞑ってうつむいてしまったにの。
「まだ頭痛い？横になった方がいい？」
にの「…ぅん、いたいけど、ゼリー食べるから、今はこれでいいや、、」
うつむくにのの顔を覗き込んで聞くと、座ったままでいいって言うから、もたれられた方がラクかなと思い、俺はにのにぴったりくっついて座る。
にの「…あ、みんな、夜ご飯だよね？食べてていいよ？」
弁当を食べずに、にのの様子を見ていたら、そう言われてご飯食べようとしてたことを思い出す。
「あ、そうだった。じゃあ、いただきますか、お弁当のにおいとか大丈夫？」
にの「…うん、というか、もうここにある時点で、お弁当のにおいしてるから」
「あ、たしかに(笑)」
突っ込めるくらいには回復してきたみたいでちょっと安心。
4人で弁当を食べ始めると、マネージャーがゼリーを届けてくれて。
にのも一緒に食べ始めた。
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作者名：usagi | 作成日時：2022年4月13日 22時
