気象系さんの体調不良 (ページ18)

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【松潤side】

相葉くんにおんぶされて入ってきたにのは相変わらずしんどそうで。

無理やりでも帰らせればよかったと少し後悔。

まあ、仕方ない、休憩多めに入れながらするか、と思い、全員が席に着いたのを確認して打ち合わせを始めた。

「じゃあ、まず、衣装のことから―」

チラチラとにのの方を確認しながら、進める。

ソファに横になりながらだけど話はちゃんと聞いているようで、時々うなずいたり、多数決取ってみるか―ってときは手を挙げてくれたりしていた。

気にしてはいたものの、少しスタッフさんと夢中になって話していたら、ふと、にのが寝てるソファの隣に座っている相葉くんがにのをのぞき込んで何やら話しているのが目に入る。

心配でそちらを見つめていたら、

相葉くん「あ、ごめん、ちょっとにのがトイレ行きたいってさ。抜けていい？」

「あぁ、いいよいいよ」

パッと時計を見ると、あっという間に2時間くらい経っていて、結構話したなと思い、全体で休憩を入れることにした。

相葉くんに完全に体を預けて出ていくにのを見届けて、相葉くんの隣にいたリーダーに声をかける。

「にのどうした？吐きそうとか？」

リーダー「いや、普通にトイレだって。ずっと寝てたから行けてなかったっぽい」

「そっか、それなら良かった」

リーダー「でも、だいぶフラフラしててつらそうだわ」

翔くん「今日はもう帰らせる？」

「そうだね、明日も仕事なわけだし、休んだ方がいいよね」

そう3人で話しながら、２人が帰ってくるのを待っていた。