気象系さんの体調不良 (ページ14)

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【にのside】

すごい寒気で目が覚めた。

顔は熱いのに、背中のゾクゾクが止まらない。

「…ケホッ、ケホッ、、」

あぁ、咳も出てきちゃったな、やっかいだな、

翔「…にの？起きた？咳大丈夫？…って、顔めっちゃ赤いじゃん！」

「…、ケホッ、ねぇ、しょうちゃん、ケホッ、さむい、、」

翔「、寒いか、、熱まだ上がっちゃうかな、ちょっと待ってて、」

パタパタとどこかに行ったと思ったら、隣の部屋から毛布を持ってきてくれたみたいで、俺の上にかけてくれる。

翔「1回、体温測ろっか」

そう言って体温計を挟んでくれる。

ピピピピッ

翔「、うわ、結構高いな、、」

37度8分という平熱が低い俺にとってはまあまあな高熱。

翔「そろそろ移動しないとだけど、動けそう？今日は帰って休むか？」

「…、いやっ、、ふぅ、、いける、、」

なんとか重い体を起こして、ゆっくり立ち上がる。

翔ちゃんが腰に手を回して支えてくれて車まで向かう。

どうせ目的地一緒だから、と俺のマネージャーが運転する車で一緒に行くことになってる。

マネ「お疲れ様です！って二宮さん！？大丈夫ですか？？」

翔「ちょっと熱高くてしんどそう、、寒いみたいだから暖房つけてもらえる？」

マネ「わかりました！後ろに毛布もあるので使ってください！ほかに何か必要なものとかあります？」

翔「いや、大丈夫。ありがとう」

翔ちゃんとマネージャーが動いてくれて、俺はあったかい車内で目を瞑っていた。