検索窓
今日:5 hit、昨日:13 hit、合計:516 hit

日常3 ページ11







「蜜月さまー。今日のお着物はどのようなものがよろしいですか?」


『そうだな…今日はリヒト様が来るから、黒の着物に紫の打ち掛けにしよう。
 帯は銀に金の柄で。彼の方はあまり派手じゃ無い方がいい。
 小物は蓮に任せるよ。』


「はーい」


リヒト様は40代の企業経営者で、羽振がいいものの派手なものはお気に召さない。


どちらかというとおとなしくて、少し恥じらいがある方がタイプ。


「髪は僕がアレンジしてもいいですか?」


『ああ、頼むよ凛。』


「わかりました!」


2人の禿に食事の後、支度を手伝ってもらっている。


この子達は俺の禿になって、2年ほど経つ。


最初は警戒心と不安とでうまくいかなかったが、慣れてくると手際も良く愛想もいい。


蓮は自分の可愛さを分かって行動するし、凛は少し無愛想だが芸事の腕前はピカイチだ。


2人はデビューしたらそれは人気になると思う。


「蜜月さま、髪のセットできました!」


「蜜月さま!お着物の準備ができましたのでこちらへ!
 凛も着付け手伝って!」


「わかった!」


(やっぱりかわいいなぁ)


くるくると動き回る双子を眺めながら仕事の支度が整っていた。






夜の月→←※※※



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夜兎 | 作成日時:2023年9月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。