♥2 . 肉じゃが . ページ3
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side 松田 A
"ただいま〜" と言い家に入ったが家の中はシーンとしている。まあ"陣平"は今追ってる事件で忙しいのだろう。
『 今日の夜ご飯は…肉じゃがにでもしようかな 』
と夜ご飯の準備をする事にした。
でもこんなふうに愛する夫が帰ってくるのを待ちながら夜ご飯の準備をする時が来るとは思っても居なかった。彼の仕事が大変で帰ってくるのが遅いのが欠点だけど幸せには変わりない。
私以外にこの家に今人は居ないため野菜を切る音だけが響く。
その時プルルルと電話がかかってきたようだ。
『 もしもし? 』
陣平 「 あ、A?今日いつもより早く終わったから今から帰るわ 」
『 本当?!夜ご飯準備して待ってるね 』
陣平「 おう 」
と電話を切った。ああいう些細な電話がかかってくるだけでも私は嬉しい。付き合い始めたばかりって訳でも無く、結婚してるのにこういうところで嬉しいと感じてしまうのが私。
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side 松田 陣平
今日は少し早めに仕事が終わった。一応"A"に電話しておくかと思い電話をかけた。
『 もしもし? 』
陣平「 あ、A?今日いつもより早く終わったから今から帰るわ 」
『 本当?!夜ご飯準備して待ってるね 』
陣平「 おう 」
と言い電話を切った。今日は事件三昧で疲れてたから早く飯が食べたい気分。
? 「 陣平ちゃーん、迎えに来たぜ 」
陣平 「 お、"萩"やっと来たか 」
研二 「 これでも急いだんだけどね〜 」
陣平 「 わかってるよ、したら家まで頼む 」
研二 「 はいよー 」
幼馴染で爆発物処理班に所属してるだちの萩に家まで送って貰う。それが俺の最近の日課だな
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あいす(プロフ) - ロックがかかっている作品のパスワードが知りたいです (4月25日 18時) (レス) @page12 id: ee2beb9543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白色 | 作成日時:2024年3月28日 13時