♥12 . 驚き . ページ13
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side 松田 A
次の日。その日は昨日陣平が言っていた、少年探偵団達が事件を解決することがあるという事が脳裏から離れずずっとその事を考えていた。
勝手に皆が手がかりを見つけてるところ、容疑者の身元を聞いて被害者の人と関わりのある点を見つけるところ、推理を披露しているところ、などなど勝手な妄想をしてしまっていた。
『 気になるけど…遭いたくは無い… 』
その所を見る。という事は事件に遭遇している訳であり、見たいような見たくないような…という気持ち。
? 「 何に遭いたくないの? 」
『 へッ? 』
歩美 「 びっくりしすぎだよ!松田先生! 」
と後ろを振り向くと私の独り言を聞いて話しかけてきた"コナン"くん、そしてその他の4人の少年探偵団の子達が居た。
『 私今学校から帰る所よ?何でそれより早く帰ってるはずのあなた達がここに? 』
そう。今は午後5時15分。子供達は普通3時くらいには下校しているはず。なのにランドセルを背負ったこの子達と出くわした為そう聞いた。
光彦 「 学校帰り公園で遊んで本屋に寄っていたんです! 」
元太 「 したら松田先生を見つけて追いかけてきたんだぜ! 」
歩美 「 本当は追いかけて松田刑事と松田先生が一緒にいるところに突撃して質問しようと思ったんだけど… 」
コナン 「 悪ぃ悪ぃ…松田先生の言葉が気になって… 」
なるほど。そんなに追いかけてまで質問する必要はあるのかな…とか思っちゃうけど、小学生ってそういうものか
哀 「 で?遭いたくは無いってなんの事? 」
『 あ〜、実は陣平から昨日少年探偵団の君達が事件を解決する事が稀にあるって聞いて…
見てみたいな…とか思ったけど事件に逢いたくは無いな…って 』
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あいす(プロフ) - ロックがかかっている作品のパスワードが知りたいです (4月25日 18時) (レス) @page12 id: ee2beb9543 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白色 | 作成日時:2024年3月28日 13時