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色欲1 ページ3

貴方side
「…。……!A!!!!」

『ん…んんぅ……まふ?』
ま「はぁ〜良かった、無事で。」

辺りを見回すと他のメンバーもここにいる。
最後に起きたのが私だったのね。


…………辺り見回しても疑問点しかないんだけど?
『ここどこ!?それになんでみんな昔のヨーロッパみたいな服着てるの!?スマホもないんだけど!!!』
天「Aちゃん!落ち着いて!!」

ま「多分ここは昔のヨーロッパだね。」
坂「なんでそんなことわかんねん!天才か!」
ま「授業で習ったよね?(圧)」
坂「『』」


さすが学年トップ。ちゃんと受けてるの偉いな〜。
セ「ずっと疑問やったんやけど、そのAの近くにあるカバン何?中になんかあるん?」

センラが指を指したところに目をやると白の薄汚れたコサッシュがあった。
中には坂田が持ってきた本、金貨が何枚か、紫いろの薔薇が入っていた。


志「花……?何で花なんか入ってるんや?」
『まぁ、大切なものなんじゃない?綺麗だし取っとこうよ!』
そ「その前にここから出る方法考えたないとね。」


見知らぬ世界。しかも昔のヨーロッパ。
遠くまで行くことや個人行動は危険行為になる。
今いる場所はどこかの裏路地みたいな所。細い道を出ると街に出るっぽい。
正直不安しかない。早く帰りたい。


う「てか本には?なんか載ってないの?」
『それだ!!』
本をめくると何故か【色欲】の部分しか載っていなかった。ほかのページはどこにもない。しかも日本語で書いてある。疑問点しかないけど読むしかない。

セ「えっと?悪魔の名前がアスモデウス。そこに出てくる事件で関連してる人の名前がヴェノマニア。なーんかカタカナばっかやな。」
ま「ヴェノマニアの事件って確か…」


「見つけたぞ!!!殺せ!!!!」
細い道から声が聞こえ、何人かの男の人がこっちに向かってくる。
「俺の妻をどこにやった!!出せ!!」
男の人が声を上げて棒を振り上げた先には









志麻さんがいた。

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紅楓(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってくださいね! (2020年4月30日 18時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コチュ | 作成日時:2020年3月1日 8時

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