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6話 ページ7

?「ちょっと」

振り向くとこんぶみたいなパーマの女の子が居た


貴「うんと…誰?」


?「私は正田スミレ

貴女…階級は?」


彼女は私の制服の襟に目を落とす


貴「ちょっと待って階級って何?」


蜜「階級ってのはなぁ〜

ウチらのアリスの力とか頭の善し悪しとか

普段の生活態度から決まってなぁあ…

ウチなんて入学した時星なしの底辺だったんやけどぉ

今な!シングルなんよ!」


その子は最後になるにつれ熱く語った

でそのお陰で内容は把握できた


貴「そんなの知らないし私貰ってない〜」


すると彼女…あー。スミレは

見下すような目になり身長の事をズカズカと言い出す


ス「まぁ貴女多分シングルよ

小さいから前の席じゃないと

黒板見えないだろうし…ね?

そしたら頭も悪くなりますわぁ」


こう言うのが姑イビリなのか

めんどくさいなぁ


貴「私めんどくさいの嫌だから

階級貰ってくればいいんでしょ?」


ス「えぇしっかりと貰ってきなさい

1つしかないだろうけど」


嫌味だなぁ

私は職員室の場所を知らないので

棗に聞くことにした


貴「棗職員室ってどこ?」


ス「ちょっと!

どうして棗君に聞くのよっ!!

しかも呼び捨てなんてっ!」


棗が何も言わず席を立つ首をくいっとやるのは

着いてこいって意味だろう


ス「棗くんのその優しい所も好き♥」




棗がどくと棗の右側に居た金髪の子と目が合…


ル「あ。」


貴「えと…こんにちわ?」


彼もこんにちわと返す


少しの沈黙の後

棗が待ちくたびれてこっちを睨んでいるので

急いで棗の方に向かう

すると金髪の子も着いてくる

肩には…ウサギ…?



貴「えっと名前なんて言うの?金髪くん?」


彼は少し赤面して

「乃木…ルカ」と答える

咄嗟に思う

私より10cmいや下手すれば

20cmも背の高い男の子が赤面して

自分の名前を言う…ギャップ的な?


貴「可愛い…ルーちゃん的な?」


私がそれを言った途端2人が振り返る

棗はその場にしゃがみヒックヒックと笑いを堪えている

ルカは私の肩を掴んで何か言いたげだ


貴「えっと…?」


ル「ルーちゃんじゃなくてルカって呼んで///」


貴「…おっけ?私もAで…?」


ルーちゃんって地雷だったかな?


この学園は大きいらしく

職員室に行くのも一苦労だ


やっとの思いで着く

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SHEI☆ - とっても楽しく読ませていただきました!更新もっとしてほしいです!(あ.......今は更新停止でしたね、すみませんでした........) (2017年12月26日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:烏龍茶 x他1人 | 作成日時:2017年5月20日 12時

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