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23話 ページ24

「体質系、演劇、アリスと2人の王子様開演です。」


ブーっとブザーの音を耳に残して

幕が上がる


最初からもう私の出番


貴「…あーあ…なんて退屈なの…お花を摘みに来てまで読書なんて
絵のない本はつまらないっ!」

ナ「そんなアリスの前を懐中時計を持った兎がピョンピョコと
横切っていくではありませんか
それを見たアリスは」

貴「まぁ!なんて不思議なのっ!
追いかけなきゃ!」

















話は進みルカとの掛け合いのシーン


ル「わぁ!なんて美しい女の子なんだ…
ぜひ我が国の僕の王妃となって欲しい」

…私に言われた訳では無いのに…

なんか恥づかしいな…


貴「まぁ?どうして?
私は貴方の事を知らないわ
なのに婚約を申し込むなんて変な国ね」

ナ「アリスは王子の告白を聞き入れようとしませんでした」


確かここでユーリ先輩が出てくるんだっけ

コツコツと舞台袖から出てきたのは…


ユーリ先輩ではなく棗だった


棗「アリス、お前はおかしな奴だな」


え、なんで棗?

ユ、ユーリ先輩は?


貴「あ、あなたは誰?」

棗「俺はルkじゃなくて…ミケルの双子の兄シエル」


ルカ王子にミケルって名前があったことを私は初めて知る


貴「シエルどうして私がおかしいの?」

棗「王子と結婚すればすぐに国の王妃だ
それを断るなんておかしい」

貴「だってそんなのつまんないじゃない」

棗「つまらない?そうか、では俺と結婚してくれ
俺はお前の富に食いつかない
性格が気に入った」

貴「…それはどうも、でも遠慮しておくわ
私はお家に帰りたいの」

ル「シエル、貴方はどうして私の好いたものを奪おうとするのです?」

棗「彼女はモノじゃない」

貴「…」


ナ「アリスの取り合いは国を動かし
青ノ軍のミケル
赤ノ軍のシエル
少し前まで仲の良かった双子の王子は
1人の女の子のために
たくさんの死者を出す結果となった」


そして話が進み物語の終盤

貴「私は…私はこんなことをして欲しかったのではない
私は死者を、この国を戻したものと婚儀を結ぶ」


ナ「それから2人の王子は
死者を蘇らせるため
必死に方法を探した
その数10年後国は元通り

ですが、アリスはそこにはいませんでした」


貴「やっぱりお家が一番よね」




幕が降りる

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SHEI☆ - とっても楽しく読ませていただきました!更新もっとしてほしいです!(あ.......今は更新停止でしたね、すみませんでした........) (2017年12月26日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:烏龍茶 x他1人 | 作成日時:2017年5月20日 12時

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