2話 ページ3
今日は火曜日
お母さんは朝から仕事へ出掛けた
今日は夏休みで学校がない
よしっとドアに鍵がかかっているため
部屋の窓から外へ飛び降りる
2階だが私は身軽なため余裕で飛び降りれる
その後電車で新幹線の乗れる駅まで来た
お金は無かったが
お母さんが前々から隠していたへそくりを持って来た
今まで暴力を振るわれていたからこのくらいは良いだろう
*
*
貴「ここ…がアリス学園…」
そこは思った以上に大きくて
背の高い檻の中にあった
忍び込む事は出来なそう
辺りを見回すと金髪のおっさんがいた
見るからにこの学園に関係ありそうなオーラを出している
貴『あのぅ…お兄さんっ…
私この学園に入りたくてぇ…』
私は力を使いながら言う
鳴「えっ…///
えっと…///
いいよ♥少し待っててね♥』
楽勝…
少しして学園に目をやると塀の所に
小さな男の子が立っていた
赤いズボン
なんであんな高い所に…
鳴「やっぱり脱走情報は本当だったんだ…」
その子が飛び降りてくる
?「…」
貴「君は誰…?」
その子はとても綺麗な顔をしていた
高いところから降りた衝撃で足を痛めたのだろう
膝を地面につく
男の人が近づいて何かを言うとその子は気を失った
貴「ねぇおっさんその子大丈夫なのっ!?」
私はアリスを使わず話しかける
鳴「あれアリスはもう使わないのかい?♥」
貴「おっsじゃなくてお兄さん?
アリスって何?」
鳴「…あれ…知らないの?
使ってるのに?
まぁいいや」
するとその子を担いで
学園の中に私を連れていく
鳴「ここからは少し遠いから
送迎バスに乗ろう♥
呼んでおいたんだ♥」
バスに乗って数十分揺られていると
大きな本館らしき場所へ着く
鳴「さぁここで待っててね♥」
本館の中の“応接間”に着くと男の子と一緒に待たされる
92人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
SHEI☆ - とっても楽しく読ませていただきました!更新もっとしてほしいです!(あ.......今は更新停止でしたね、すみませんでした........) (2017年12月26日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:烏龍茶 x他1人 | 作成日時:2017年5月20日 12時