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15話 ページ16

私は朝目が覚めると昨日のように陽一がいないかと窓のフチを見る

するとパチッと目が合った

そこには昨日と同様に陽一がいた


貴「陽一…おはよ」


陽一は口をぱくぱくして(あ・け・ろ)

と伝えてくる


「うん」と私は窓のカギを開ける


陽「…はよ。なんか考え事?」


貴「えっいや…何も

て言うか毎日来るの?」


陽「兄ちゃんに頼まれたからね」


貴「へー…

そう言えば陽一は何系?私は体質系」


陽「…危力系」


危険能力系か…

棗と一緒…


…棗と…棗!


貴「陽一っ!!棗が昨日…昨日!」


私が何を言いたかったのか分かった私も分からない


陽「落ち着けA

兄ちゃんがどうしたの!?」


その場にへたり込む私を支える陽一はとても必死だ

落ち着くと私は昨日教室であった事を話す


陽「…高城彩?教育実習生…?学園では教育実習なんてしてない」


貴「えっ!?じゃあ…棗を連れていったのは…!?」


体が勝手に動く

いつの間にか制服に着替え陽一の手を引いて

どこかへ向かっていた


気が付いて居たのは「日向棗」と書いてある病室の前

中から微かに声が聞こえる


彩「意外と簡単なのね…昔のあいつ…レオのように失敗はしないわ」


貴「…高城先生…?」


私は病室のドアを開ける


彩「貴方達…!?何をしているの?」


陽「お前こそ何してんの兄ちゃんに何しようとしてたの」


何も話せていない私の代わりに陽一がスラスラと聞きたかった事を話す


彩「棗君の看病よ?貴方達は教室に行かなくていいの?

授業が始まるわよ」


貴「棗の目が覚めるまで私はここにいる

棗のパートナーだから」


彩「そうなの…じゃあ一緒に来てもらおうかしら?」


一緒に…来てもらおうって…!?

ガタっと音がして病室の出入口に数人の男達が立っていた


陽「!?」

その後何かを吸わされて私は意識を失う

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SHEI☆ - とっても楽しく読ませていただきました!更新もっとしてほしいです!(あ.......今は更新停止でしたね、すみませんでした........) (2017年12月26日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:烏龍茶 x他1人 | 作成日時:2017年5月20日 12時

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