1話 ページ2
貴「やめてっ!!」
あの時から突然お母さんは私に暴力を振って来た
母「…そんな目をするんじゃないよ
私が悪いみたいじゃない
貴女はあの女みたいな赤い目をしている…」
あの女…
*
*
それは私が12歳になった日の事
貴「お母さんおはよう」
母「おはよう
お誕生…日…おめ…でとう」
お母さんは私の顔を見るなり訝しげな顔をする
私がどうしたのと聞くと
お母さんの目の色が変わる
私のお父さんはお母さんが
初恋の人への未練が残っている間に結婚して
未だにその人に未練が残っているお母さんに飽き飽きして
私が6歳の頃に出ていった
その初恋の人と私が関係あるのかは分からないが
12歳になった途端暴力を振るいはじめた
母「貴女は…いつからそんな赤い目になったの
昔はもう少し…薄く…無かった?」
私の目はこの時までもう少し薄かった
貴「お母…さんっ!?」
私はこの日から毎日殴られていた
*
*
離婚した時養育費を沢山貰ったらしく
家はお金に困っていない
お母さんも平日は
仕事をしていて居ないが
休みになると部屋に閉じ込められたり
絶食や絶飲
そのお陰で体に傷は多いが
体重は軽い
お母さんはバレないように顔に傷を付けない
学校は普通に通っていた
着替える時などはトイレで1人で着替える
友「どうしてAってトイレで着替えるの?」
貴「うーん恥ずかしくて…ねw
てかさっ
一昨日の中間考査結果どうだった?w
私はねぇ…」
学校にいる間は暴力を振るわれないので
楽しかった
それと私は12歳になったその日から
ある力が使えるようになった
学校へ行くと男子や女子が
私に次々と告白してくる
*
*
少し前
私はその力について
ネットで調べた
するとアリス学園と言う学校に辿り着いた
全寮制で
入ったら最後…
大人になるまでその学園から出られない
私はこれだと思い少し前から準備をしていた
学園に行くために
お母さんの帰りが少し遅くなる火曜日に
家を出ることにした
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SHEI☆ - とっても楽しく読ませていただきました!更新もっとしてほしいです!(あ.......今は更新停止でしたね、すみませんでした........) (2017年12月26日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:烏龍茶 x他1人 | 作成日時:2017年5月20日 12時