虹と君と

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赤side
　あれから、俺は神ちゃんにプロデュース？してもらって、眼鏡からコンタクトにして長かった前髪も切った。
　
　そしたらなぜか俺に話しかけてくれる人が増えて、前よりも学校が楽しくなった気がする。まぁ、学校1の美男は隣のクラスの藤井くんになったんやけど。かっこいいもんな。

　あと、最近神ちゃんと話せてないんよな…ちょっと避けられてる？


赤「あ、神ちゃ、わっ」

？「あ、ごめんな？大丈夫？」

赤「うん、大丈夫…」
　
　あ、ぶつかった時はあんまり顔見えんかったけど、神ちゃんの友達の…あ！小瀧くんや。
　…今しかないか

赤「あ、小瀧くん…！」


桃side
赤「最近、神ちゃんなんかあったんかなって」
　
　あー、言っちゃだめよなー！

桃「いや、俺はわからんな。本人に聞くのが1番やと思うで！」

赤「そう、よな。ありがとう！」
　
　なんかあの2人漫画みたいや。神ちゃん、話してくれるといいけどな。


赤side
　あ、神ちゃんや！

赤「神ちゃん！」

緑「しげ？」
　
　どうしよ、何話したいんやっけ、

赤「あ、えっとな、その」

緑「ゆっくりでええよ」
　
　あ、久しぶりに神ちゃんの笑った顔見れたかも。

赤「あのな、最近あんまり話してなかったから、気になって、」

緑「…しげ、」

赤「？」

緑「もし、さ、俺がしげが好きだからプロデュースするとか言ったって言ったらどう、思う…？」
　
　好き…？好きってあの！？

赤「えっと、嬉しい、かな、」
　
　顔むちゃくちゃ熱いわ…

緑「っ、よかった〜」
　
　神ちゃんしゃがんでもうた、

緑「しげ、俺と付き合ってください」

　と思ったら急にそんなこと言うから、

赤「はい…！」

そんなの嬉しくて『はい』って言う返事しか言えんよ。



end

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