虹と君と

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赤side
緑「重岡おはよう」
　
赤「…おはよう」

　あれから神山くんは毎日声をかけてくれる。まぁ、プロデュースとは言われたけどなんもしてないしな。

緑「今日、家来てや」
　
赤「え！」
　
緑「どしたん笑」
　
赤「いや、今まで人ん家とか呼ばれたことなかったから」
　
緑「ふーん、じゃまた放課後な！」

　放課後かぁ。

緑「重岡！行くで」

赤「お、おん」
　
　クラスの人たちは最初こそ俺と神山くんが話しているのを見て驚いてたけど、今じゃもう全く気にされない。

　
緑「適当に座ってて」
　
　おしゃれやなぁ。あ、
　
緑「重岡もそのアーティスト好きなん？」
　
赤「うん。神山くんも好きやとは思わんかった」
　なんか嬉しいかも。

緑「重岡…しげ？」
　
赤「？」
　
緑「いや、なんか距離があるなって思ったから」
　
赤「初めて呼ばれたからびっくりしただけ、」
　
緑「よかった。じゃ、俺のこともあだ名で呼んでや」
　
赤「じゃあ、神ちゃん？」
　
　呼び方だけでこんなに変わるんや。嬉しいな。


緑side
　赤「じゃあ、神ちゃん？」
　
　可愛い…首かしげながら遠慮がちに聞いてくるしげはめっちゃ可愛い…

　あの時は、しげをバカにしたやつにイラついてプロデュースするとか言ってしまったけど、あんまし可愛いとこを知られたないしな。でも、またあんなことにならんようにせんと！

　緑「じゃあ、2週間後に向けて話そうか」





　作者
今回はいつもより長めかもしれません！まだ続きます。
お気に入りなどありがとうございます…！読んでくださった方もありがとうございます！

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