虹と君と

好きって言って　青赤 ページ31

赤side
　かっこええなぁ。

なんて、恋する乙女みたいに流星を見る。片思いやけど。好きでいることくらいは許してほしい。

桃「また見てんの、しげちゃん」

赤「うん…」
　
小瀧は俺の恋心を知ってるから、最近はいっぱい頼ってる、かもしれない。ていうか、流星以外はみんな気づいてるかもな。

青「2人もやるやろ？」

ソファに寝転んでいたからか顔が目の前にあった。

赤「うおっ、え、なになに」

青「照史が持ってきたゲーム」

赤「あ、うん。やる」

橙「あ、きたきた。はい、これしげの」

赤「ありがとう」
　見れば俺らも動画でやったゲーム

橙「じゃあ、流星からな」

紫「好き、やって」

青「えー」

黄「切ない好き、告白の好き、恋人への好き」

緑「全部結局恥ずいな笑」

桃「マジでやってくれよ！」

なんか恥ずくて喋れんわ。まぁ、ドラマとか以外じゃ一生聞くことないやろうししっかり聞いとこ。

青「好きやで」

赤「…か」

かっこええ…ていうか真正面なの今気づいたわ。

赤「顔めっちゃ赤いやん笑」

黄「いや、しげもな笑」

緑「イケメンやもんな」

マジか、流星にもバレたかな、

青「好きやで」

ん？なんでもっかい？

赤「もう聞いたで？」

橙「告白の好き、なんやない？」

どゆこと？

紫「しげの答えは？」

いや、急やし信じれんし。

赤「…好きって言って、？」

俺にしては頑張った方やと思う…知らんけど。

青「しげ、好きやで」

赤「…俺も」

桃「しげぇ泣」

赤「お前が泣くなや笑」

ていうか…
赤「みんな知ってたん！？」

緑「おん、はよくっつかんかなって思ってた」

橙「さ、続きやろうや」

黄「次は、俺か」

え、そんなあっさりでええの？

と思ったら流星が隣に座ってきた。

青「よろしくな」

手を繋いできた。

赤「よろしく」

なんか、こういうのもええかも。


　

少しでも　紫赤→←いつまでも　緑赤

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