虹と君と

好きにならないように　桃赤 ページ18

学校の話で、桃さんが先生で赤さんが生徒です！
　
赤side
　最近、小瀧先生が俺と目が合うたびに指ハートやったり声には出さず口を動かして「好き」って伝えてくる。

赤「、好き」
　って、返せたらどんなに楽だろう。でも、俺にはそんな勇気もない。

桃「重岡、好きやで」

　いつもは「そうですか」なんて返しとるけど、なんとなく不安で

赤「先生はずっと俺のこと好きでいてくれる、？」
　
　なんて聞いてもうた。

桃「…」

　小瀧先生困っとるやん。せっかく好きにならないようにしてたのに、こんなに好きやったなんて。

赤「ごめん、ちょっと暑さで頭やられたんかなぁ」

　泣きそうやけど、ここで泣いてももっと困らせるだけやからちょっと我慢。

桃「可愛いすぎ、」

赤「え、？」

桃「俺はずっと重岡のこと、好きやで。重岡は？」

　あーあ、俺の努力が台無しや。

赤「好き、先生が好き、もっと俺に好きって言って、」

桃「好きやで、俺の大毅」

　先生、好きやで。

　

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