虎と白猫♯2【ONE PIECE】 (ページ1)

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◀︎49話▶︎ ページ1

そして運命の日､私たちは雪が降るミニオン島に到着した｡

取引をすると聞いていた海賊たちの居場所を突き止めるも､すでにオペオペの実はコラさんによって奪われていて得られたのは大量の金品だけ｡

けれどコラさんはすでに重症で､あっけなくドフィに捕まった｡

ド｢半年ぶりだなコラソン…….」

半年ぶりに見たコラさんは今までに見たことないほど傷だらけだった｡

コ｢マリン・コード01746……海軍本部ロシナンテ中佐｡おれはお前がこの先生み出す惨劇を止めるため潜入していた…おれは海兵だ｡

ウソをついて悪かった…!!お前に嫌われたくなかったもんで｣

コラさんはそう言って震える手で拳銃をドフィに向けた｡

今更何言ってんのコラさん｡もうドフィはコラさんのこと殺すつもりなのに…!!

ド「つまらねェ冗談言ってねェで質問に二つ答えろ!!オペオペの実はどこだ＿＿ローはどこだ!!!｣

コ｢オペオペの実はローに食わせた…あいつはもう能力者､うまく檻の外へ出てったよ｡今頃海軍に保護されてるころだ｣

べ｢若様!!確かにさっき少年を保護したと通信が…｣

コラさんの言葉を聞いて上から探索していたベビー5が叫んだ｡

ド｢なぜ早く言わねェ!!急くぞ、通信が本当なら海軍を沈めてローを奪い返す!!｣

本当にローはこの鳥かごから逃げたんだ､少しホッとする｡

コ｢よせ､ローを追ってどうする｣

ド｢どうするって…？オペオペの実を食っちまったんならおれの為に死ねるよう教育する必要があるな!!!｣

ドフィの返事にゾッとする｡やっぱりドフィはコラさんが言った通り悪魔だ｡こいつは生きてちゃいけない人間だと直感的に思った。