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Character Setting ページ1

時透 A

 中等部1年、紅葉組。
Aだけ留学しており、中等部から転入する。
時透家末っ子。かまぼこ隊の幼馴染で有一郎、無一郎の妹。無一郎と有一郎に前世のこともあり異常に甘やかされる。
 第一に妹、第二に妹、と言った具合である。Aがクラスに遊びに来たら告白なんてそんなもん知らんと言わんばかりにすっぽかすのが常。それ故に時透ツインズのファンからは目の敵にされ、しばしば嫌がらせを受けることも。
 中高と美術の受け持つ宇髄に気に入られる。


 最近の悩みは兄たちと疎外感を感じること。


『なんか最近兄さんたちが私を仲間はずれにするんだ……』

有「違うんだ!!」

無「寂しい思いさせてごめん!!!」








前世

時透 A
 元から感情の起伏が少なく、自分の意見を持つことが少なかった。鬼に襲われ、鬼殺隊に入った時にはただでさえ薄かった自我や情緒はほとんど残っておらず、記憶の代わりに自我を失ったような状態だった。
言われたことをただ遂行する人形のようなもの。そんな彼女を無一郎はひどく心配し、時に叱咤していた。
 無一郎と同時期に雪柱に就任。雪の呼吸を使っていた。
色褪せ、全てをどうでもいいと思っていた世界は音柱の宇髄天元と出会うことで一変する。

「なんだテメェ、地味な奴だな」


 初めて話した言葉はこれ。
それでも間違いなく鬼殺隊に入って初めて目に光が宿った瞬間だった。


 自分の意思も薄く、静か。ぼーっとすることが多いあの無一郎に気を掛けられているような幼子。最初はこんな奴が柱を務められるのか。そんな声が柱の中でもあった。しかし、そんな幼い子供に柱の誰も敵わなかったのだ。無一郎でさえ。
 怪訝に、あるいは不気味に思われていたAに段々と宇髄は惹かれていったのだ。

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作者名:すぴか。 | 作成日時:2023年1月10日 10時

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