【うらたぬき】推しに恋する予定なんてなかったんです【あほの坂田。】 (ページ44)

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Cafe44 ページ44

「そらるさんが怖い？」

『そうなの！！！！！！』

次の日やってきたのは坂田さんだけだった

しかも、昨日彼方さんが来たくらいの時間、夜

「怖いって…そらるさん優しいしなんか、癒されへん？
まぁムカつくとこも少しあるけd(((ｺﾞﾎﾝ」

『…坂田さんって、私の年齢知ってます？』

「そういや知らへんなぁ…なんぼなん？20くらい？」

『ですよね…知らないですよね… あ、ちなみに21です』

「若いなぁ…」

ほら、彼方さんより先に知り合った坂田さんでさえ私の年齢を知らない

じゃあなんで知ってたの？

「え、でもそれがどうしたん？」

『いやぁ…彼方さんと家が斜め向かいっていうビックリなことが昨日わかったんですけど…その時彼方さん言ったんですよ
「21年間合わなかったのがすごいね」って』

「？でもそれが…あ？！」

「Aちゃんはそらるさんに年齢を教えてないのにキッパリ21年間って言ったとが怖いって言っとるんか？」

『そうそうそうそう！！！！！！！！！』

どうして知ってるのかがほんとに分からなくて怖いんだよ…

「でもそんなに近所なら軽く話聞いたりはするんとちゃう？
ほら、Aちゃんが今年高校の卒業式だったー、たいな話をたまたまそらるさんが聞いてそれで年齢を知ったーとか」

『うーん…そんなのかなぁ…』

「それ以外に知る方法ないやろ…」

『だよねぇ…そうなのかな』

そう言われたら小学校から高校までずっとお母さんは近所の人に『今日入学式だった』『卒業式だった』『今日成人した』って言ってたような気もする…

ならそれを聞いたってのもありえるよなぁ

「それならしっくりくるよね…うんうん、きっとそうだよねで、坂田さん食べ終わった？」

「ﾝｸﾞｯ食べ終わったで！」

彼方さんとは違って少しハムサンドのソースがついてるお皿を受け取る

坂田さんらしいなってちょっと笑えた