YSPvs妖怪探偵団

3 ページ3

ははーん。これは所謂カレカノになって警戒心を弱めてもらおう作戦だな……

私にはそんなてには乗りませんっ！


告白されたのなんて初めてだから断り方知らないし……

『私のどこが好きなの？』

これで、多分いえないだろうから、言えない人は無理！とだけ言えば大丈夫なはず！

友斗｢優しい所、バカにしてるけど本当はとっても信頼してるツンデレ風な所｣

あとはね！とか続けそうにしている鈴木さん

『えーっと、ごめんね。期待させるようなこと言って。どうせ罰ゲームだろうから無理！』

アヤメぇー。告白されるのプロはなんて返すのぉ？

友斗｢罰ゲームじゃねぇーのに………………俺が好きなのは花s………………いや、Aだって言うのちゃんと解らせねーと｣

そう言って私を壁ドンにする。

え？後ろ手すりで上半身出てるんですが？？？


すると扉が開く音が。

仲間かっ！

手首塞がれてるんだが……

ﾗﾝﾄ｢おい。何している。カップルのイチャイチャは学園外でやれ｣

扉に寄りかかって偉そうに言う会長……

え？ストーカーって、会長？？

だって扉開けてすぐ言い出したってことは聞こえてたってことでしょ？


うわっーーー！！！


会長イケメンだから告白されるんだろうな……

クウカ先輩という名の彼女がいるけど……

あ、下手したら妻かも……

すると、生徒会長がなぜいるのか分からない鈴木さんは大慌て。

しかしやがて、ごめんなと言いながら私を人質のような格好にした。


友斗｢Aが人質だ！！これで手も足も出ないだろ！｣

と、エッヘン風に言うが、

『ごめんね。私、男子の10人から30人、余裕で倒せるんだ！』

そう言いながら優しく気絶させる。

『あー。ストーカーが会長だったなんて……警戒心が足りませんでしたね！』


これ以上ここにいたくなくてそそくさと出ていこうとする。


が、会長に手首を掴まれた。

え？また？

ﾗﾝﾄ｢……………………なんでもない。悪かったな｣


そう言いながら手を離す会長


なんだったんだ？

4→←2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す