イタリアン・マフィア達の日常【短編】 (ページ10)

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NLカイノエ【妄想】ページ10

※これは妄想です。
カイside

カイ「ボス！敵は左側に行きました、俺とノエルで追い掛けます」

只今リオンが突き止めた情報でアタッシュケースを持っているのはアイツだと分かった

これから3人で追い詰めに向かう

ノエル「よう、カイ。あたしの活躍に
感謝しろよな」

俺を追うように走ってきたのはノエル
赤い髪を振り乱して、額が見えている

ったく男勝りな奴だ

カイ「ああ。アイツを角に追い詰めたのは
お前だったな」

ノエルの手柄でボスと俺達が挟み撃ち出来るってわけよ

カイ「これが終わったら金どうする？」

ノエル「ボスと話し合って決めるよ、そっちの方がさ...」

突然ノエルの頭上で小箱が爆発した。
それに小箱はノエルの方へ向かって
きている

カイ「危ないでごさる！」

ノエル「ちょっ」

ドタン！

あー、何とか怪我はない＿＿＿
いや、ノエルの右頬に傷が付いていた

ノエル「チッ火薬入りかよ悪趣味だな」

カイ「はっ」

ノエルが横たわっている近くに無数の硝子が落ちていた

しかもあの家爆発するぞ

カイ「ノエル！さっさと動け
さっきこの家に人が入ったのが見えた、アイツらの仲間だ」

だが、ノエルは動かない。
そして「先にいけ」と言った。

何でだ？
＿＿＿＿＿ああ

ノエルの足にはあの硝子の破片が刺さっている
しかし置いていく訳にはいかねえ

カイ「おい！肩に手、早く」

ノエル「はっ」

ノエルの体を支え、膝部分を持ってやる
確かお姫様だったっけ？

ノエル「何すんだ！離せよっ」

カイ「うるせえ、さっさと行くぞ」

ノエル「あたしを置いていく判断くらいできるだろっ」

置いていきたくねえよ。仲間だろうが

カイ「出来る訳ねえだろ、大事な仲間だ
それ以上に心配なんだよ」

ノエル「なっ...」

口ごもったな
今のうちに＿＿

あれ

カイ「ボス！」

デルタ「よう。捕まえたぞコイツ...てあれ
カイは誰を捕まえてんだ？」

なっ

俺の下には顔を真っ赤に染めたノエルがいた

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恋愛が難しいです。