オセロしてみた ページ6
カイ「...A？起きたか」
A「はいっ 起きました！」
目が覚めるとそこにいたのはカイさん
私を心配し、世話をしていたらしい
カイ「はあ、熱かと思っただろ？」
本気で心配してくれたものの「フフッ」と笑うカイさん。もしかして気絶した事全部知＿＿
カイさんに見つめられ、俯いてしまった。
すると今度は、私の顎を引いて
「俺を見ろよ」と言った。
A「カイさん、大丈夫です、迷惑かけてごめんなさい」
カイ「迷惑なんて思ってないよ、逆に
...可愛い。」
ドキッと心臓がはね上がった。
メア「やあAちゃーん♪
オセロしよー、あれカイ？」
ドアを開けて入ってきたのは、メア・ハートフィリアちゃん。ノエルに壁ドンされた子だ
メア「ごめん私のAちゃんに近付かないでよね〜、私だけのAちゃんなんだから」
カイ「はい、失礼しました」
すぐに立ち去っていくカイさん
メアちゃんが腕組みして言った
メア「さあオセロしましょ？」
A「分かった」
メアちゃんは黒、私は白だ。あと対戦を始める前にとメアちゃんがクロエとシロナを呼んできた
クロエ「頑張ってねメア」
シロナ「健闘を祈ります、A様」
メア「よしお先にどうぞ」
分かってる。まずは一手
縦の黒を挟み込む
メア「ふ〜ん、横じゃないのか、良いじゃない」
10分後
私は追い詰められていた。
角を取られて...成す術無し
完全敗北の軍配が上がろうとしている
メア「諦めなさい？粘ったみたいだけどもう無理ね」
でも まだ諦めたくはない
って、負けず嫌いなだけだけどね
白はちらほらある、黒は角を取って並んでる
まだないのは左真ん中のこの辺りだけど
次のターンで、終わりだ。
...ん？
A「次メアだよ」
閃いた。
メア「ふん、無駄な所に置いたわね？
ほら！白は何個！？」
掛かった。
私はすぐにメアに取られたその下に白を置く。
すると
A「2列が白に早変わり！」
メア「...っはあ！？何でよ可笑しい」
シロナ「あら 一瞬で白が多くなりましたね」
クロエ「訳が分からない」
A「説明するね。メアちゃんが置いたのはここ。ここは元から白だった。」
クロエとシロナが同時に首を傾げた
A「でもメアちゃんはここを黒にした。すると上から2番目の白から私の場合まで...
しかも横にも白があるから...」
メアがあっーと声を荒げた。
よし、行け、逆転！！
シロナ「勝者メア様です」
..負けた
オセロしてみた 続き＆月が綺麗ですねと言ってみた→←王様ゲームしてみた結果 続き
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作者名：靜哀ナズ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Nazuna920
作成日時：2016年12月16日 1時
