43話 ページ10
部屋に帰ったとてすることがない。
…トレイシーから前"遊びに来て"って言われたな…
トレイシーの部屋へ向かうことにした。
_____
ドアを数回叩くと､中から「入ってきて！」と言われる。
「A、いらっしゃい！
丁度今､ウィラとAの話してたんだよ！」
「あらAじゃない。良かったら皆で話しましょうよ」
ウィラとトレイシーはどうやらゲームの反省会→女子会をしてたらしい。
せっかくなのでお邪魔することにした。
____
「ねえねえ､イライとはなにか進展あったの！？」
急に話を変えて質問するものだから、ウィラから貰ったお菓子を喉に詰まらせた…
「その反応…何かあったのね！」
ウィラが目を輝かせる
『別に､何か妬かれた？だけだよ』
「妬く！それって嫉妬したってことでしょ！？」
『トレイシー落ち着いて…』
「やっぱりイライはAのことが好きなのね…青春だわ…」
『ウィラ…？何で遠い目をしてるの…』
ウィラは青春だの一点張り、
トレイシーはずっと嫉妬嫉妬…の繰り返し。
どうやら､この2人に話したことが間違いだったようだ…。
「でもAって好きな人いないんじゃないの？」
トレイシーが聞いてくる
『いない…っていうかそんなこと考えてなかった。』
「あら…人生損してるわね。」
『ウィラから2番目に言われたくない言葉』
「でもまぁここの荘園ってまともなやつ居ないもんね！
僕が言ったらなんだけど」
トレイシーがため息をつきながら言う
ウィラは「さっさと付き合っちゃえばいいのにね」と結論を決めた。
…本当は"恋した"ことが私にもある。
ただ､いつも近くにいてくれた人から想われるなんて無かったから
こんなに動揺してる…だけ。
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抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ神作来たーー！！ (2020年6月10日 16時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
ノアールだよ(プロフ) - 面白い...解説ありがたいです...頭がお花畑なので...更新頑張ってください！ (2020年5月7日 14時) (レス) id: 6ae5913cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴 | 作成日時：2020年5月6日 2時
