38話 ページ5
結局､部屋に引きこもりカスタム戦の時間を待った。
「A！カスタム戦に行くなの！」
エマが呼びに来てくれた為､急いで準備をする。
どうやら皆お洒落をしていくみたい…まぁ私は衣装が少なすぎてそれどころじゃないけど。
急いで集合場所である､月の河公園に向かう
着いたと思えば､顔にもふもふの何かを押し付けられる…
もふもふ…これはぽっぽちゃんだ
「ふふ､今日のぽっぽちゃんはいつもよりももふもふなんだよ」
そのフクロウの飼い主であるイライが何故かドヤ顔で話しかけてくる
『ハイハイ､もふもふですね』
「雑！いつもより雑だよ…。」
いつまでもぽっぽちゃんを押し付けてくるので足を踏んずけてあげた
なんだか､数時間前のことなんて忘れてしまっているみたい。
____
「さあ皆さん｡今夜は二次会を楽しみましょう！」
この歓迎会の"二次会"の提案者であるエミリーが旗をあげる
「なぁ､だから俺は慣れ合いが嫌いなんだよ…」
「うはは！お前ほんっと素直じゃないな！
そういう所も漢っぽいぜ！」
「ウィリアムくんとイヒトくんってば仲良しさんなの！」
…どうやら､イヒトもこれを楽しんでるみたい。
私もお酒でも飲もうかな､こんなことそうそうないと思うし…
だけどお酒を取りにロビーに行こうとしたら変な奴に絡まれた。
「やあさっきぶりだね！何処に行くの？」
そう､足を踏んずけてやったイライ･クラークだ。
『酒を飲もうかと。』
「じゃぁ一緒に飲もうよ」
『丁重にお断りします』
どうしてイライにしか会わないのか…
デミにお酒貰いたかったんだけど、。
そんな私の思いとは裏腹にイライは丁寧にお酒を注いでいく。
数十分経った頃､イライが酔っ払いだした。
それを見たぽっぽちゃんは､めんどくさいと判断したのか何処かへ行ってしまった…
「ねえ､今夜は月が綺麗だと思わないかい？」
急にキザなことを言い出す占い師。
何も返す言葉がない為無視した。
「えっ、無視？え、」
酔っ払った人間は面倒くさい。
誰か助けてくれないかな、
神にでも祈ろうとしたら､ぽっぽちゃんを連れたナワーブが。
「おい､イライ。お前酒弱いだろ。何してんだよ…」
「おやナワーブ？今Aと2人きりなんだから邪魔しないでくれるかな…」
『2人きりはやめましょう』
「ほら､Aもこう言ってんだろ…それに今からコイツとイヒトを会わせなきゃなんねえんだから」
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抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ神作来たーー！！ (2020年6月10日 16時) (
レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
ノアールだよ(プロフ) - 面白い...解説ありがたいです...頭がお花畑なので...更新頑張ってください！ (2020年5月7日 14時) (レス) id: 6ae5913cf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴 | 作成日時：2020年5月6日 2時
