妖怪スペシャルパワーvs妖怪探偵団

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すると突然、会長の手足の透明化がなくなり、普通の人間に戻った。


まぁ、別に普通の人間だったわけでもないんだけど……

そして、少し先にアースウォーカーが現れた。


『ありがとう！アースウォーカー。お礼に私、本気出します！』

と、言うと、さっき同様、一瞬だけ目を合わせて、無表情でいる。

ﾗﾝﾄ｢思い出した。あの時、見たことも無いコスチュームを着たやつに助けられた……だから私は生きていた……｣


思い出した訳じゃなくて、今つくりあげただけなんだろうけど……


すると、怒りを含んだエルゼメキアの声が頭上からする。

ｴﾙｾﾞﾒｷｱ｢どういうこと？消滅を免れたってことはあいつら失敗したのか……｣

と、その怒りの矛先は例の宇宙人にも向けられる。

まぁ、居ないんだけど……

それをいいことに、会長は少し調子を出す。

ﾗﾝﾄ｢そうみたいだな。そして私は自らの存在が、強く歴史に刻み込まれた手応えを感じる｣

と、言って、DEEPSHADOWGALAXY(ディープシャドウギャラクシー)に変身。

『私達も行くよ！ナツメ！』

ナツメが私を見てにこりとして背中合わせのポーズをとる。

ﾅﾂﾒ｢『召喚！私の友達！出てきて！清流！オロチ/百鬼姫！椿姫！』｣

と、召喚。

トウマは朱雀に。

アキノリは麒麟を召喚。

『召喚っ！私の友達！出てきて！フラワル！』

って！いつものノリで言っちゃった……

でも、召喚にセリフは関係ない。

ﾌﾗﾜﾙ｢参上！｣

と、言ってチアリーダーみたいなポーズをとる。

癒される……っじゃなくて！

『変身っ！』

と言ってメダルを入れるが、メダルが弾き飛ばされてしまう。

『あれ？』

するとクウカ先輩が言う。

ｸｳｶ｢花崎さんのフラワル、ちょっと強くなって、普通のウォッチでは対応出来なくなっちゃったみたい！URウォッチの予備を使って！｣

と、URウォッチを投げる。

私はそれをキャッチし、腕にはめる。

『変身っ！』

"アルティメット"

するとお決まりの音楽が

"フラワ"

そして、くるりとウォッチを回す。


ﾌﾗﾜ｢この状態！花が咲くような可憐で美しく終わらせてみせましょう｣

ﾏﾀﾛｳ｢URウォッチのヒーロー2人目キタァァァ！！！！｣

なんでそんなにはしゃいでいるのか分からないけど、エルゼメキアに向き直る。

ﾗﾝﾄ｢形勢逆転だな。エルゼメキア。｣

すると賛成するようにアースウォーカーが言う。

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