妖怪スペシャルパワーvs妖怪探偵団 (ページ24)

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大人にならずに事故が起きたのか。

まさかとは思うけど、妖魔界が滅ぼされそうになって、それに、参戦したら殺されちゃったとか。

大人にならずに死んだ可能性もある。

それだったら、大人って言うのを体験してないから怖い。

屁理屈だよね。

大人を体験したことある人なんていないのに……

でも、見えなくなる不安はある。ウィスパーに内緒で聞いたけど、ナツメのお父さんも前は見えてたんだって。

ジバニャンとかウィスパーとか。

でも、大人になったら忘れてしまう。

だからいや。

でも、時は止められないし、ほんの少しだけの未来になら期待してもいいかもしれない……

いや、この世界の未来なら期待してもいいかもしれない。

って、こんなに静かに考えるの、キャラじゃないね……

『話せば分かるよ。きっと……………………私だってフブキに話さなきゃいけないこと、あるもん』

私がどうしてウォッチを持っているのか。どこから来たのか。とかね………………

フブキはまだ隠し事があるって知ってびっくりしている。

『私ね。転生したの。妖怪探偵団のみんなと……………………。前は、ある町にいて、妖怪不祥事案件を解決してたんだよ……』

簡単に伝える。

フブキはそれだけで理解したらしい。

ﾌﾌﾞｷ｢記憶ありで転生………………リケジョの私には信じられないけど……………………リケジョを貫くなら、信じちゃいけないけど………………Aのその顔を見ると、本当見たいね｣

理系女子なのに、それをねじ曲げてまで信じてくれたフブキには私を信頼してくれてるんだなって思った。

『私、フブキを頼るね。アヤメとかナツメに言えないことだってあるし……だからさ、フブキも私を頼ってね。リケジョなのに信じてくれたってことは信頼してくれてるんでしょ？私も全部話すから！』

と、日が暮れて、門限のギリギリまで話していた。私の前世……いや、私の過去を……

✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

いやー。1個にすると多いけど、2個だと少ないけど、他に何入れればいいか分からないからこんな感じになった作者です。

伏線を入れた気もするけど……

ある町っていうのは、作者が町の名前忘れた