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拾伍 ページ26

無惨side

名前が産屋敷に行ったらしい。私は出掛けていたため、帰ってきてから鳴女に聞いた。
猫の鬼に意識を飛ばして行っているらしいが、心配だ。まだ帰ってきていない。それを上限達に伝えると、皆すぐ集まった。

ベベン

貴「ただいま帰りました〜。」

黒「母上、本当にその姿で行ったのですか…?」

貴「ええ、そうよ。問題は無いでしょう?」

黒「ですが…」

童「まあまあ、黒死牟殿。母上が問題ないと仰っているのだから、良いじゃないか。」

貴「2人共、ありがとう。さて、そろそろ元の体に戻ろうかしら。」

シュン

貴「ふぅ。やっぱりいつもの体が落ち着くわね。」

堕「母様〜!!」ギュッ

貴「あらあら。ごめんなさいね、心配かけて。でも大丈夫、なんともないわ。」

なぜ、私より上限達の方に構うのだ…。

妓「だ、堕姫。母上から離れろぉ。」

堕「えーいや〜!母様と一緒にいる〜!!」

妓 コソッ「無惨様が凄い顔でこちらを見ているんだよぉ。」

堕 バッ「…ヒッ!!」

貴「?どうしかしたの?」

堕「いえ…あ、あの…」

猗「は、母上!私達はこの後用事がありますので、下がらせて頂きます。母上が元気な姿を確認できましたので…。」

貴「そうね。皆忙しい中、来てくれたものね。あんまり長く引き止めるのも悪いから、これで解散しましょう。また近いうちに顔を見せてちょうだい。」

玉「こちらこそ、母上にお会いできて、良い時間を過ごせました。」

半「またお会い出来る日を楽しみに精進して参ります…。」

7人「これにて失礼致します。」シュン

貴「…行ってしまったわね。」ギュッ

貴「?…あら、無惨様。私がいない間、寂しかったですか?」

無「寂しいに決まっているだろう。帰って来たら妻がいなかったのだからな。」

貴「それは申し訳ありません。無惨様に口添えをすれば止められると思ったのです。決して家出したかった訳では無いのですよ。」

無「それは分かっている。だがな、帰って来たら1番に労るのは夫であろう?」

貴「ふふ、無惨様は私が思っていたよりヤキモチ妬きなのですね。」

無「…私の妻を大事に思うのは悪いことか?」

貴「いいえ、とても嬉しいです。こんなにも愛されて、私は幸せ者です。」

無「そうか。だが産屋敷に1人で行ったこと、まだ許しておらぬぞ。」

貴「申し訳ありません、次からは気をつけます。」

無「うむ、どうも私は名前に弱いようだ。本当はまだ許したくないのだが、許してしまう。」

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Rin♪(プロフ) - 嬉しいです!ご期待に添えるように頑張ります! (2021年10月2日 14時) (レス) id: a9945681d4 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - こんにちは!無惨様の愛され系がなかなか無くて見た瞬間キターっ!てなりました!どんどん甘々キュンキュンでお願いします!楽しみにしています✨ (2021年10月2日 12時) (レス) @page2 id: dcd3ffce5a (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - こんにちは!無惨様の愛され系がなかなか無くて見た瞬間キターっ!てなりました!どんどん甘々キュンキュンでお願いします!楽しみにしてます! (2021年10月2日 12時) (レス) @page2 id: dcd3ffce5a (このIDを非表示/違反報告)
Rin♪(プロフ) - こんなに喜んでいただけるのなら、もっと早く書いていればよかったです笑 (2021年10月1日 21時) (レス) id: a9945681d4 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年10月1日 21時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rin♪ | 作成日時:2021年9月28日 22時

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