拾参 ページ22
炭治郎side
ほ、本当にこれが鬼なのか…?確かに愈史郎さんの猫も鬼だって聞いたけど、あの猫は人間の言葉は喋っていなかった。なのにこの猫は喋っている…分からない、どういうことなんだ!?
?「フフ、なんで猫が喋っているんだって顔しているわね。」
杏「何故ここへ来れた、鬼は藤の花が嫌いな花ではないのか!!」
?「鬼が皆藤の花を嫌うとでも?あなた方は私達を舐めすぎですよ?」
炭「お前は誰なんだ!」
?「ああ、自己紹介がまだでしたね。私は無惨様の妻です。」
義「お前は猫なのか。」
貴「そんな訳ないでしょう?お馬鹿さんなのですか?これは本当の姿では無いです。」
し「ここに何をしに来たのですか…。私達をからかいに来たわけではありませんよね?」
貴「もちろん。あなた方が私の噂をしていたものですから。私のことを教えてあげようとしたのですよ。知りたいのでしょう?」
実「教える、だと?」
貴「そうよ、だって知りたそうだったじゃない。さっきまで私の話をしていたでしょう?」
時「盗み聞きしてたの?」
貴「あら、盗み聞きなんて人聞きの悪い。たまたま聞こえただけよ。」
行「何を教えるというのだ。」
貴「そうね、私はこの中の一人に会ったことがある…。それだけ教えるわ。それが私を知る鍵ね。」
小「俺たちの中に会ったことがある人がいるというのか。」
貴「そう。でもそれは自分達で考えてね。私はもう行かなくては行けないから。またね、鬼殺隊の皆さん。」
炭「待て!」ヒュン
貴「おっと。危ないわね、剣を投げるなんて。私をそんなに甘く見てもらっては困るわ。私が優しくてよかったわね、炭治郎君。無惨様だったら一瞬で殺されていたわよ。さよなら。」シュッ
なんで俺の名前を知ってるんだ…?そういえば、あの声どこかで聞いた事があるような……まさか!?
善「き、消えたっ!!」
伊「逃げたぞ!俺様が怖いんだな!!ガハハ!!」
輝「どうやら彼女は本当に様子を見に来ただけのようだね。普通なら自分達を殺す存在を目の前で生かしておくわけが無い。」
蜜「それにしても会ったことがある鬼殺隊って誰のことなのかしら!とっても気になるわ!」
輝「誰か心当たりのある子はいないかい?」
炭「…あの、もしかしたら俺、会ったことあるかもしれないです。」
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Rin♪(プロフ) - 嬉しいです!ご期待に添えるように頑張ります! (2021年10月2日 14時) (レス) id: a9945681d4 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - こんにちは!無惨様の愛され系がなかなか無くて見た瞬間キターっ!てなりました!どんどん甘々キュンキュンでお願いします!楽しみにしています✨ (2021年10月2日 12時) (レス) @page2 id: dcd3ffce5a (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - こんにちは!無惨様の愛され系がなかなか無くて見た瞬間キターっ!てなりました!どんどん甘々キュンキュンでお願いします!楽しみにしてます! (2021年10月2日 12時) (レス) @page2 id: dcd3ffce5a (このIDを非表示/違反報告)
Rin♪(プロフ) - こんなに喜んでいただけるのなら、もっと早く書いていればよかったです笑 (2021年10月1日 21時) (レス) id: a9945681d4 (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - 待ってなんでこの神作に早く出会わなかったの?私バカなの?((((喧しいわ (2021年10月1日 21時) (レス) id: 1a6dd63888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin♪ | 作成日時:2021年9月28日 22時