番外編 ページ49
これは、警察学校時代、名前の新事実を5人が初めて知った時の話である。
由「男女合同の訓練なんて珍しいわよねぇ。」
貴「……そうね。」
美「…あ、もしかして、それって名前の影響?」
由「え!?どういうこと??」
貴「実は、そうなの。はぁ、面倒だわ。」
美「まぁ、でも仕方ないわよ。なんてったって名前は…」
研「なになに〜?俺たちに隠れて内緒話〜??」
美「はぁ。」
研「え、俺の顔みため息つくなんて、美和ちゃんひどぉい!」
美「その呼び方やめてって言ってるんだけど。」
由「まぁまぁ。」
景「で?結局3人は何の話してたの?」
貴「わざわざここで聞かなくてもすぐに分かるわよ。」
景「???」
教1「これから訓練を始める!今回は男女合同で行ってもらう!くれぐれも怪我のないように!今日は空手の訓練をしてもらう。手本として私と……工藤!」
貴「はい!」
5人「!?」
陣 コソッ「おい、なんで名前が呼ばれてんだよ!」
美 コソッ「だから、見てればわかるわよ!」
教1「では諸君、しっかりと見ているように!」
「はい!」
パシッ トントン シュッ バシッ
教2「はじめっ!」
航「お、おい…あれ、本当に名前か??」
零「素早い…しかも強い。教官が押されてる。」
教2「やめっ!」
教1「さすがだな、工藤。」
貴「いえ。ありがとうございました。」
教2「工藤が教官相手にあの動きをしていることに驚いた者もいるだろうが、工藤は高校生の時、空手で日本一をとった経験がある。」
「!?」
教1「今回の男女合同の訓練は工藤がいることで成されたと言っても過言では無い。男女関係なく警察官になるために強くなる必要がある。しっかり取り組むように!」
「はい!」
研「ちょちょちょ!名前ちゃん!どういうこと!?」
貴「え?だから、教官が言ったまんまよ。」
景「さっき3人が話してたのってこれだったの?」
貴「そうよ。まさかここでこの力を発揮することになるとは思わなかったから、少し憂鬱だったの。私、別に目立ちたい訳じゃないし。」
零「僕はそんな話聞いたことないぞ。」
貴「5人には言ったことないもの。話しておかなくてもいいかなって。それに、自慢話みたいで言うの嫌だったし。」
陣「まさかお前が本当に化け物だったとはなぁ〜。」
貴「は?」
美「ちょっと松田君!その言葉取り消しなさいよ!!」
陣「だって事実だろ。」
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Rin♪(プロフ) - ありがとうございます😭😭ご期待に添えるよう、頑張らせていただきます(ง •̀ω•́)ง✧ (2023年1月14日 23時) (レス) id: a9945681d4 (このIDを非表示/違反報告)
kim miw(プロフ) - Rinさんの小説好きなので頑張ってください応援しています。 (2023年1月14日 22時) (レス) @page48 id: 59e0daaca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin♪ | 作成日時:2022年6月20日 23時