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コ「父さんは泣かねぇのか?」
優『もちろん泣きたいさ。だが、僕は由紀子を支えなくてはならないからね。ただ、今は泣く時じゃない、ということさ。人間、悲しみにひたってばかりではダメな時もある。』
コ「そう、だな…。」
優『新一も辛いのはもちろん分かっている。だが、守らなくてはいけない存在が、お前の傍にもいるんじゃないか?』
コ「……。」
〜数日後〜
コ「悪ぃな。ここに呼び出しちまって。」
平「なんや、工藤。誰にも見つからんように来い、なんてそんなに秘密にしたいことなんか?」
快「青子を巻くのは簡単だけどよ、だれにもっつーのはちょっとばかし難題じゃねぇか?名探偵。」
コ「いや、実はな。今から話すことは確実な情報だと言い切れねぇことなんだ。だから、あんまり外部には漏らしたくねぇんだ。」
2人「??」
コ「……姉貴が死んだ。」
2人「はぁ!?」
平「ちょ、ちょっと待て工藤!!あの最強姉ちゃんが死んだなんて嘘に決まっとるやないかい!」
快「いくらなんでも無理があるぜ!?」
コ「分かってるさ。俺だって姉貴が死んだなんて最初聞いた時は信じられなかったがな。でもそう考えるしかないことがいくつかあんだよ。」
2人「どんな?」
コ「一つ、俺や両親、知人に最近何も姉貴から連絡がなかったこと。二つ、俺はともかく、蘭や園子達とも会ってなかったこと。三つ、組織に追われてたってこと。」
平「そ、組織に追われてたぁ!?お前の姉ちゃん警察官やろ!?」
快「組織に潜入してたってことか?」
コ「そう、みたいだな。俺もつい最近姉貴から聞いたんだ。「新一に後でこのことがわかると面倒だから。」ってな。」
平「そんな簡単に弟に暴露してしもてええんか!?」
コ「まぁ、「しないと思うけど、ペラペラと口外なんてしたらどうなるか、分かってるわよね?」って脅されたけどな。」
快「しっかり脅迫してんじゃねぇか。」
コ「で、だ。今日二人にここにコソコソ来てもらったのにはもう一つ理由があんだ。二人の口からこのこと、蘭達に話してくんねぇか?」
2人「は!?」
コ「俺はこの体だし、電話でこんなこと伝えたくねぇしな。二人にお願いするのが妥当だと思って。」
平「ええんか?正確な情報やないんやろ?」
コ「でもな、さすがに何日も連絡なかったら不審に思うだろ?だから、真実だと分かった時に伝わるより、先にそうかもしれないと伝えておいた方が、悲しみは減んだろ?(赤井さんの言葉、だけどな。)」
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Rin♪(プロフ) - ありがとうございます😭😭ご期待に添えるよう、頑張らせていただきます(ง •̀ω•́)ง✧ (2023年1月14日 23時) (レス) id: a9945681d4 (このIDを非表示/違反報告)
kim miw(プロフ) - Rinさんの小説好きなので頑張ってください応援しています。 (2023年1月14日 22時) (レス) @page48 id: 59e0daaca5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Rin♪ | 作成日時:2022年6月20日 23時