【降谷零】アイツ (ページ20)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:44,605 hit

q ページ20

@

「煽ってるのか？」

「あ、零だ……んっ、」

タイミングよく信号が赤になりキスされる

「っ、ちょっ」

「なんですか？」

「誰か見てたら……」

「恥ずかしいんですか？昨日あんなに」

「もう、それは言わないでってば……!!」

「とても可愛らしかったです」

「もうっ!!」

先日まで例の列車の事があり組織の一員である零もその報告書をまとめる公安もバタバタしていてしばらく会えてない日が続いた

零は無事だと聞いていたが、自分の目で確かめるまで不安で寂しくて仕方がなかった私は零の温もりをもっと感じたくて随分積極的になってしまった

「いつもあのくらいならいいんですけどね」

「……そういえば！今日は毛利探偵とコナンくんも一緒なの？」

本当に恥ずかしくて勘弁して欲しいので無理やり話をずらしてたが私の顔は真っ赤だと思う

「ええ、なんでも園子さんがベルツリー急行のお詫びとして毛利さんたちを誘ったそうなんです」

「なるほど」

「興味深いですよね、あの探偵は」

「興味深い、ねぇ……」

零がどちらの探偵の事を言っているのかわからないけどまだ江戸川コナンの正体には気づいていないようだ

今日はなんだか面白くなりそう