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j ページ13

@おまけ話的な軽いやつです









「……」


朝からなんだか視線を感じる


今朝の降谷との件があり、遅刻するところだったが間に合ったし、シャワーも浴びた


スーツは昨日と同じだがそんなのこの職に就けば日常茶飯事


なんでこんなに視線を感じるのだろうか


「A〜」


「美和子先輩、どうかしました?」


「随分見せつけてくれるじゃない、首」


「首……?」


「やっぱ気づいてなかったんだ、いま写真撮ってあげるわよ」


美和子先輩が見せてくれた写真には自分じゃ気付かないであろう場所に赤い痕が数ヶ所


これってまさか……


「それにシャツも、それ男物でしょ?」


「え……あ、本当だ」


なんで今まで気づかなかったんだろう


朝とっさのことで降谷のシャツを着てきてしまったようだ


それにこのキスマーク……


「シャツはしょうがないとして首のは隠しといた方がいいわね」


「は、はい……すみません」


だからいろんな人に見られていたのか


恥ずかし過ぎてどうにかなりそうだ


「でも良かったわよ、ココはあんまりAみたいに若い子いないし、忙しいからそういうのは出来ずらいでしょ?だから安心した」


「そ、そうですか?」


実年齢はあなたより年上の29歳だし、この跡を付けたのも彼氏ではない人で終いにはその時の記憶はない


なんて絶対言えない

k→←i



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作者名:にんじんさま | 作成日時:2019年3月8日 2時

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