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Ryosuke
週末が終わり、月曜日の朝。
俺は大ちゃんのいる隣のクラスのドアを思いっ切り開けた。
ガラガラガラ、バンっっ
涼「大ちゃん!!」
大「うわぁっ、びっくりしたぁ…お前マジで俺心臓止まるって…」
涼「大ちゃん!俺、○○大学に行く!」
大「…はい?」
胸を擦りながら心臓を落ち着かせている大ちゃんは、話についていけないようだ。
涼「俺決めたの!○○大学受ける!」
大「何をまた急にそんなこと…」
涼「これ大学の資料!こっから近いんだよ!」
大「ふーん…」
俺が渡した資料をペラペラとめくっている大ちゃん。
大「てかここ、薮ちゃんとひかも受けるって言ってたな…」
涼「薮ちゃんとひか?」
大「あー、俺の幼馴染みたいなもん。1歳上なんだけどさ」
涼「へ〜。ね、俺ここいけると思う?」
大「山田なら余裕だろ(笑)…んー山田も薮ちゃんもひかもいるなら、俺もここ受けようかな」
涼「ほんと?!」
大「うん(笑)」
涼「…てか大ちゃん、そういえばもう熱平気なの?」
大「おい」
そして次の年の冬、無事に受験を終えた俺たちは、晴れて大学生になった。
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作者名:もか | 作成日時:2018年4月24日 22時