帰り道 ページ6
・
「お邪魔しましたーっ!」
駆「また来てねー!」
恋「次こそ勝ってやるー!から、また来てねっ!」
春「またね、Aちゃん」
始「またな。」
新「気をつけて帰れよー。」
「うん。久しぶりに会えてよかった!」
新「はいはい。もうお行きー」
葵「もー新は…。じゃ、行こっか」
「うん!」
…ーバタンッ
・
新 「…はぁー。結構しんどいもんだな(ボソ」
消え入りそうな声で呟いた言葉は
誰にも聞こえない__…。
ーーーーーーーーーーーーーー
真っ暗な住宅街を、ゆっくりと歩いた。
どちらからともなく手を繋いで。
「いやぁもう、本当に目飛びだすところだったよ!」
葵「それはやめて!怖いから!」
でも、それくらいかっこよかった。
みんないい人で、もっともっと好きになった。
「あっはっはー生グラビ最高…! 始さんはやっぱり王様だったし、春さんは見た目通り優しいけど面白いし…あとー…って…
葵?」
葵「…」
「葵、どーかした?」
葵「…俺は?」
「へ?」
葵「さっきからみんなのことばっかり。…俺のことは何もないの?」
そう言いながら、少し頬を膨らませた。
「どっ…ドッキュンキュン…!」
どうしてこう、葵は可愛いのか…。
「ね、葵。 葵はいつもかっこいいよ?」
葵「 可愛いはなしだからね!」
「あ、言おうとしたのに」
葵「男に可愛いはなし! 」
「えぇいいと思うけどなぁ…あ、かけるん可愛すぎた…」
また思い出してニヤついた。
葵「…〜っ!」
ーグィッ
「えっ」
繋がれた手がそのまま引かれたと思えば
ー チュ
唇に柔かい感触。
「あっあお…んっ」
それはどんどん強く、深くなっていく。
いつもの優しいキスじゃなくて、強引な、噛みつくような、そんなキス。
息が苦しくなり、力が抜け始めた瞬間
「…っぷはっ…っ、あ、あおい…?」
唇が離れ、そのまま距離をつくった。
葵「…俺がいるのに、あんまり他の男の話するのはだめ」
「あお…い?」
葵「独占欲強いかもしれないけど…ちょっと妬けた…」
少し顔を赤らめながらも拗ねる葵。
妬いてくれたことがすごい嬉しくて、
思わず笑が零れた。
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晴(プロフ) - はるさん» ありがとございます!! 頑張りますので、これからもよろしくお願いします♪ (2016年10月14日 0時) (レス) id: 2cd172564f (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 面白いです! これからも応援してます。 更新頑張ってください! (2016年10月9日 16時) (レス) id: a5cd91f72f (このIDを非表示/違反報告)
晴(プロフ) - ものんさん» ありがうございます!! コメくださるだけでめっちゃ励みです♪ これからもよろしくお願いします! (2016年10月7日 19時) (レス) id: 934dec4289 (このIDを非表示/違反報告)
ものん - コメント失礼します。葵くんカッコいいです!微力ながら応援させていただきます!更新頑張ってください! (2016年10月7日 16時) (レス) id: 2895a45d91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:晴 | 作成日時:2016年10月6日 19時