forty-tour ページ45
本当に直ぐに用意してくれたらしい。
アルトリアにちょっかいをかけているギルガメッシュの隣でルイスはエリザベスと共に巌窟王ことエドモン・ダンテスと会話をしていれば声が出来たとの声が掛かった。
「はい、オムライス三つ。一個は」
「あとこれ、好きなの選んでくれ」
と言われて出されたのは器に入った白い何かと深緑色の何か。
「デザートにどうぞ。ちなみに白いのは雪見大福、緑色のは草餅だから」
それじゃあ、とまた奥に引っ込んでいった二人に、今日は忙しいのかと思いながら片手だと危ないということでアルトリアに三つ持ってもらった。
後方で頬にうっすら手形が見えているギルガメッシュを見た気がしたがルイスは気にしないことにしたが向こうはそうでもないらしい。
「
正直最後の言葉以外有り難くも何もないのだが、その最後の言葉こそルイスにとって機転にはなった確か。
なのでルイスは満面の笑みを浮かべる。
「はい。有り難いお言葉ありがとうございましたギルガメッシュ王」
そうだろうと笑うギルガメッシュにルイスは一礼をして、アルトリアに何があったのかという問いに後で話すと言ってエリザベスを抱えたまま飲み会をおっ始めようとしている席の近くに向かったにである。
「ルイスさん、前に座ってもいいですか？」
「薊、何故自ら危険に突っ込んでいくのですか」
樹に教えてもらったのかいただきますをするエリザベスに可愛いと悶えつつ、美味しそうにオムライスを頬張るエリザベスと、こちらも美味しそうに大盛りのオムライスを頬張るアルトリアを眺めていれば前に同僚の薊が彼女のサーヴァントと共に着席された。
「危険じゃないよ四郎」
「……まぁ、何かあれば此方がどうかすればいい話ですが」
にこりと笑う天草にキョトンとするルイスだった。
以前にルイスが薊にハグをした以来、天草はルイスのことを警戒対象としてマークされているのである。
そしてエリザベスも薊に対して警戒の眼差しを向けているので、ある意味天草とは目的は同じ。
どうすれば離れさせられるかということをお互い考えていた。
ルイスと薊はこの二人の考えを理解することなく、日常会話を繰り広げており、どうすれば邪魔を出来るかと考えて考えて。
「薊、もう夜です。眠った方がいいのでは？」
「お兄さま、お腹いっぱいになりました」
此処にいる理由を無くそうとなった。
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しまえなが(プロフ) - 執筆お疲れ様です！しっかりと完結されていて…お疲れ様という気持ちと同時に物悲しいです笑（もっと読んでいたかったよ）。ルイスくんには今後ともunknownで働いていただきましょう(｀・ω・´) (2020年5月8日 20時) (
レス) id: ab18fde111 (このIDを非表示/違反報告)
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