【緊急】○○が消えました【東海オンエア】

00:42『吐露』 ページ43

しばゆーside

て『うっ…うう…っ！！』

急にもがき苦しみ出すてつや。

し『てつや？！大丈夫k…』

て『うるさぁぁぁぁぁぁぁいッ！！！』

し『え…？』

て『思い出したんだよ…お前らが
　俺を良く扱ってこなかったことォ！！！
　不潔だの、指ブサイクだの、けつ毛だの…
　いつも俺を罵ってばっかり！！！』

突然の怒号に、俺たちは何も言えなかった。

て『ほら…どうせ俺がいなくても変わらない、
　俺はお前らには不必要な存在なんだよォ！！！』

り『……それは……それは違う！！』

ゆ『りょうくん…』

り『さっきも言ったろ！！俺らにはお前が必要なの。
　俺と、しばゆーと、としみつと、ゆめまると、
　虫さんと、てつやがいて、6人揃って成り立つんだよ、
　東海オンエアは！！』

て『っ…じゃあ何で俺を罵ってばっかなんだよッ！！』

り『それは…』

虫『…』

し『お前を信頼してるからだよ！！本気で罵ってる
　訳じゃない、愛のあるイジりだ、分かるだろ！！』

あれ、言葉がどんどん出てくる…？

し『しかも…それだけじゃない！てつやは
　俺が知らない世界を、知らない言葉を、
　知らない楽しさを、色々教えてくれたじゃんか！！』

ゆ『…しばゆーの言う通りだよ、
　今までてつやについてきて楽しくなかったことなんて
　ほとんどなかったよ！！』

虫『教師を辞めて良かったと思わせてくれたのは
　誰だっけかなー？』

と『東海オンエアは塊。1人でも欠けたら塊じゃない。』

り『…ほら、皆も待ってるんだ、早く帰ってきてよ。』

て『……』

キ『ウワァ…綺麗事デスカ…気持チ悪イ。
　ソンナノ時間ノ無駄デシカナイノニ何故ヤルンダ…
　本当、YouTuberノスル事ハヨク分カラナイデスネ。
　サァ、てつやサン、コチラヘ。』

てつやの両肩を持ち改めてとしみつの前に

連れて行くキナ。

再びバットを振り上げるてつや。

ああ、もう何をしても無駄だったんだ。

ごめん、としみつ。

ごめん、てつや。

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