【緊急】○○が消えました【東海オンエア】

00:22『それだ！』 ページ23

しばゆーside

…とは言ったものの、

どう助けるか、までは決めてなかった。

皆で机を囲み考えるが、

『こっそり警察を呼ぶ』

『倉庫ごと爆破する』

『てつやに全部任せる』など

クソみたいな考えしか出てこなかった。

あぁ、ふざけたアイデアならすぐ思いつくのに！！

何で真面目なことは考えられないんだ！！

自分の頭の構造に腹が立つ！！

どうするかひたすら悩んでいたその時…

ｶｼｭｯ

ん？何の音だ？

振り返るとビールを飲むとしみつがいた。

ゆ『何してんの笑』

と『ビール飲んでる』

り『いや、それは分かるけど笑
　今飲むんかい』

虫『もぉー真剣に考えろよー』

と『あー美味ぇ』

俺も、いっそのことビールを飲めば

何か酔った勢いですごい良い案が

思い浮かぶんかなぁ？

酔うと何でも出来る気がするし、

リスクなんて考えず直感だけで

行動できるもんなぁ

…ん？待てよ？

直感だけで行動できちゃうし、

気のせいではあるけど何でも出来る気がする…

し『それだ！！！』

と『ﾌﾞﾌｳｯ!!! ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ……
　急にデカい声出すなバカッ！！』

り『どうしたんだよ急に笑』

ゆ『まだイカダの季節じゃないよ？笑』

し『良い案を思いついたんだよ！
　としみつを酔わせて、キナを後ろから
　バットで殴ってもらえばいいんだ！』

ゆ『あぁ、それ良いかも！』

虫『けど危なくない？』

し『それしかないだろ…』

り『それ良いね。たしかあの倉庫裏口が
　あるよね。そこから入ってもらおう。
　俺らは4人で前から入って交渉する。
　その間に後ろから、こう、ドカンと一発！』

ゆ『死なない程度にね？良いじゃん』

虫『よし、ならそれで行こうか』

し『としみつ、分かった？』

としみつはグタッと横になって

いつの間にか寝ていた。

り『おいっ！！笑』

し『どうりで静かだと思った笑』

虫『まぁいいや。あとで説明しよ笑』

自分で言っといてあれだけど、

大丈夫かな？この計画…

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