【ハイキュー】別にどうだっていい5【文化祭編】 (ページ15)

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赤葦side

ついにレイの番が来た

嫌だ、聞きたくない

たとえレイが振られると分かっていても

その人のことを好きと言ってしまうのを聞くのが嫌だった

『わ、私にはー!!!好きな人がいるー!!!』

「「「だーれー!!!!」」」

あぁ、嫌だ。聞きたくない

俺は無意識のうちに両手を耳に運んでいた...

はずだった

ｶﾞｼｯ

赤「!?」

俺の右腕は木葉さんが、左腕は猿杙さんが押さえていた

赤「な、何すんですか...放して下さい」

葉「放したらお前ここからいなくなるだろ」

赤「っ...」

言い返せない

確かに俺はここにいたくなかった

猿「それに、幼馴染が勇気出して言うってんだから聞いてあげな?」

赤「...はい」

『そこ、煩いっスよ』

葉「悪ィ悪ィ、続けて」

『はい...でもー!!!私の好きな人にはー!!!好きな人がいるー!!!』

「「「どんまーい!!!!!」」」

『(いや、悲しいなおい)だからー!!!この場を借りてぇぇぇぇ!!!思っていること全てを～!!!言おうと思う～!!!!』

「「「おーーー!!!!!」」」

『あ、ここからマイク借りますね』←

あ、マイクありなんだ

『少々長くなりますが許してください。言いたい事をこの際はっきり言います。昔から私の事を気に掛けてくれてありがとう、辛い時、慰めてくれてありがとう、独りぼっちから救ってくれてありがとう。
私の...

幼馴染でいてくれてありがとう!!!』

赤「!!」

やっとわかった

最近レイが不自然なのも

今なんで俺が腕を拘束されているのかも

『2年6組ｨｨｨｨｨ!!!!赤葦京治くーん!!!貴方の事が...大好きでーす!!!!』

そっか、俺達はいわば両方想いだったんだ

なんだ...俺は俺に嫉妬してたんだ

葉「で?どうするよ赤葦」

猿「返事は?」

赤「勿論決まってます」

返事はもちろん...