別にどうだっていい【ハイキュー】

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[矢巾今日学校休むから]

矢【わかった】

後はけいちゃん待つだけ
いつ来るんだろう早くて昼、遅くて夜か

『母さん、父さん。今日ね、けいちゃんが来てくれるんだよ、どのくらい大きくなったんだろうね。ちょっと楽しみ』

一体何センチの身長差になっているのやら
あーでもそんな身長差無いと良いな
あ、不可能だわ

今頃皆授業受けてるんだよね
暇だな
けいちゃん早く来ないかな
あ、でも来たらバレー部の事言わなきゃいけなくなる
辛いけど仕方ない、けいちゃんがわざわざ東京から来てくれるんだから
ちゃんと話さないと

...眠い。
寝たくない

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

『え、もう?』

ｶﾞﾁｬ

赤「久し振り、待たせてごめん」

『久しぶり...と、とりあえず上がってお茶出す』

赤「あ、お構いなく」

いや、肩で息してるし
お客だし、茶くらいは出すよ

『そんなに走ってこなくても良かったのに』

赤「良くない」

『!!...ありがと』

けいちゃん良い旦那さんになるよ←

赤「本題に移るけど何があったの?」

『...えっと』

私はけいちゃんに全部話した
先輩たちが嫌がらせをしてくる事
後輩マネが暴力を振るってくる事
何もかも全てありのままに話した

話してる時のけいちゃんの表情は
怒りと悲しみ、憎しみのようなものが混ざった
ように見えた

相変わらず私は無感情、無表情だったけど

赤「ゴメン、俺何も出来なくて...ッ」

『そんなことないけど?けいちゃんのお陰で今やっていけてるわけだし』

赤「そうなの?」

『まあね、けいちゃんとの電話楽しいし』

赤「ありがと」

『この話やめよう』

赤「そうだね、さっきから気になってたんだけどその隈何?もしかしてまだ治ってないの?」

あーこれね...

『そうみたい...』

赤「平均睡眠時間は?」

『1時間半デス...』

赤「寝なさすぎ」

『寝たいんだけどまだ怖くてさ』

赤「じゃあ俺隣にいるから寝て?それなら大丈夫でしょ?」

『多分』

昔からけいちゃんと一緒に寝てると良く寝れたんだよね
安心して恐怖心が無くなったから寝れたのか?

『じゃあおやすみ...』

赤「うん」

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