アイツとの生活。【HQ短編集】

及川徹 〜お揃い〜 ページ5

『ねぇねぇ！徹！！見てこれ、ちょー可愛くない？』









「んー？あ、ほんとだ。Aちゃんみたいに可愛いね☆」







『キモっ』






「ひどっ」






どうも、クソ川と絶賛悪口言い合い中のAです。









及川徹とは高校生のときから付き合っています。









そして！！！









なんと私たちはやっと同棲することに決まりました！！








いやーめでたいね。









んで、今はニ○リで家具を選んでます。









『もちろん、ベッドは１つだよね？』









「うん、もちろん！及川さん楽しみ☆」






『その星ヤメろ』






「ちょっと？！」









『あ、これ可愛い！』






「無視しないでよ！！」









『あーもう、わかったから。




あ、この食器お揃いにしない？すっごいおしゃれ！』









「おー！！いいね！」









『あとこのマグカップも！ココアとか一緒に飲みたいな！』








「いいね！そういうの、俺が作ってあげる！」








『絶対失敗するだろ笑』









「ちょっとAちゃん？！今日テンション高くない？？」









その通り。


私はテンションが高いとデレを隠すために暴言を吐いてしまう。









『このブランケットも一緒のにしよう！！』









「もうー、ホントにAちゃんはお揃いが好きだね。」








『だってさー、なんか可愛いじゃん。








あと、ホントに徹と付き合ってるんだなーってわかるから。』









「んもう、Aちゃんかわいすぎ！』









『お前はオネェになりすぎ！』







「ひどっ！！」







だけど、本当に私はお揃いにしたいのは食器でもブランケットでもなくて。

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