Brightest (ページ8)

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待ち合わせ（はーと）ページ8

虹城公園の入口に立ってる女性のシルエット

「お待たせっ!…待った？」

息を切らしながらAちゃんの元へ向かう。

魔法が掛かったみたいに、俺達の事を誰も

見ようとはしない。

バレたらまずいしね(笑)

『あ、裕也くん。待ってないよ？

私も今来たところだから。』

笑顔が誰よりも眩しくて

そんなAちゃんが誰よりも大好きで

今は、俺だけの笑顔であって愛おしくて

「何、話そう…(笑)」

『改めて考えると、出て来ないね。(笑)』

そう、考えてないんだよね…

ただ会いたくて、話題なんて考えてなかった。

Aちゃんとの距離は、

敬語を辞めたことで縮まって

でも、そこから時計の針は止まってる。

俺は、Aちゃんを抱きしめた。

"好き、会いたかった。"

素直に伝えれば、Aちゃんの顔は

真っ赤で、可愛い顔してた。

俺は、真剣な顔をしてるんだろうなって

自分でも分かるくらい緊張してて

『…裕也くん。私もね…好……』

両思いって確信したら嬉しくなって

唇と唇を重ねて笑ってみせた。

　

『っ//…………ちょ、ここ公園だからね？

見られてたら、どうするの？』

あはは、顔真っ赤!!(笑)

「見られてても、いーじゃん。

俺は、全然平気。未来のお嫁さんって言うよ？」

Aちゃんが恥ずかしそうに顔を逸らせば

次は、ちょっと余裕な顔をして

唇を重ねた。
　

ちゅっ

"世界一、幸せ♡"

"愛してる" fin