Brightest (ページ12)

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クリスまっすー（さんかく）ページ12

真っ赤なお鼻のートナカイさんは〜♪

何でこんなにご機嫌なんだって?

　

今日が、クリスマスだからでーす!!ﾄﾞﾔ

まっすーサンタがねー、Aちゃんに

プレゼントを渡すんだよー♪

Aちゃんがお仕事で、俺は今日はオフ。

夕方に終わるって聞いたから、その前に

お部屋にお邪魔して飾り付けをする予定。

料理はシゲに聞いてレシピ持ってきたからきっと大丈夫。

大まかに飾り付けを済ますと、

プレゼントを乗せて完成。

クリスマスツリーも飾ったし、あとは料理。

チキンにサラダ、スープにマッシュポテト。

それにケーキ。

時間があったから良かったものの、

時間はギリギリ。

　

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

あ!帰ってきた!

増田「お帰り!」

　

『ただいま。貴くん♪あれ、サンタさん!

あれ？何か良い匂い…する？』

不思議がってこっちを見て

頭の上にハテナが浮かんでいる様子。

増田「シゲに聞いて、頑張って色々作ってみた。

まっすーサンタからのプレゼント♪」

手を引いてリビングへと連れて行くと

『っ、貴くん。え、あ、どうしよ…

嬉しい……っ』

飾り付けや、料理を見ると涙を流すAちゃん。

こういう時どうしていいか分かんないけど、、

ｷﾞｭｯ

Aちゃんを抱き締めて髪を優しく撫でると

肩が揺れて、余計に泣かしちゃったらしい。

増田「Aちゃん、メリークリスまっすー♪」

『ふふ♪…メリークリスまっすー。』

泣きながらこっちを見て笑うAちゃん。

ﾁｭｯ

唇に口付ける。

真っ赤なAちゃん。可愛い♡

俺が愛した、女の人はこの人です。

一生、大切にしますって神様に誓うように。
　

増田「食べよっか♪」

『うん!』

ふと、外を見ると雪がチラついて

ホワイトクリスマスだ。なんて思って

『雪降ってきた。』

窓に近づき雪を眺める。

Aちゃんはすっごい綺麗な心の持ち主で

そんな所も大好きで、静かに後ろから抱締める。

　

愛してる。fin