＊1話目な件について。 ページ2
私は、特にパッとしない女の子だった。
二人男の子の友達がいるくらいで、非常に友達が少ない。
まあ…
私の個性は『テトリス』だ。
どんな形でもぽんっと出せる。
当初の私は、積み木がわりに遊んでたみたいなんだけど…
＿＿＿＿＿
ボンッ!!
『わーい!たーのしー!』
「う…うわああああああああああああん!!Aちゃんが積み木くずしたああああ!!」
＿＿＿＿＿
個性発現から間もない私の記憶。
テトリミノを積んでたら一列揃っちゃって爆発し、
爆風で幼稚園の子の積んでたリアル積み木を崩しちゃったところ。
この頃は個性の内容を理解してなくて、友達はどんどん離れていった。
積み木を崩すも多少の縁、だね。
(×積み木を崩すも多少の縁 ○袖振り合うも多生の縁
袖が触れあうだけでも、前世などのたくさんの生の縁が関わっているという意味。)
それでも、私に友達がいるのはわけがある…と思う。
＿＿＿＿＿
『そうだー…あんぱんまーんみーんなーのーたーめーにー……?』
「こっ……これ以上は…ぼくがゆるさないぞっ!!」
公園から聞こえた声。
私はその声の主を確かめに、柵からひょっこり顔を出した。
「"無個性"のくせに…ヒーロー気取りか!デク!!」
そのときの私は無個性がなんなのか分からなかったけど…
緑髪の子が危ない気がして、突発的に飛び出した。
『や…やめろーっ!!』
「?…邪魔すんなよ!どけ!」
金髪に近しい髪色の子が私を突き飛ばした。
『…!!』
親に甘んじてきた私は親父にも突き飛ばされたことはなく、びっくりして…
対抗しなくては、と落ちてた石をひっつかんで、投げつける。
「いてっ!!」
今考えれば相当痛かったよね。ごめん。ほんとごめん。
『ぼ…ボーリョクは…ヘンタイだよっ!!』
「は?」
「は?」
ビックリ発言をした私。
緑髪の子にまで「は?」って言われたね、ドンマイ私。
『ボーリョクはいけないんだよー!!』
再び小石をつかみ、手当たり次第に投げつける。
取り巻きの子たちごめんね、多分大したことしてないのにね。ごめん。
「っち…覚えてろよデクとアホ女!!」
『あほっ…!?』
コケにされました。
金髪の子はどこかに行ってしまった。
「だ…だいじょうぶ…?」
私は齢四歳にして、誰かのヒーローになった。
翌日、ユニバースで二人と再開した。びびった。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫野 - もしかして、夢主ちゃんダンロンの七海千秋ちゃんイメージしてます？ 間違ってたらごめんなさい！ (2019年5月15日 23時) (
レス) id: 746ea851ba (このIDを非表示/違反報告)
ねこたん - あれ、今ジョジョが…？ (2018年10月18日 20時) (レス) id: 46168034ac (このIDを非表示/違反報告)
ふるる - なつさん» ｳｫｵｵｵｱｱｱｱｱｱｰｯ!!思いっきり間違えてました!!ご指摘ありがとうございます!!これからも頑張ります!!ありがとうございました!!!(二度目) (2018年6月3日 16時) (レス) id: 5af022afa3 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - それと、作品楽しく読ませていただいてます！面白いです！これからも頑張ってください (2018年6月2日 22時) (レス) id: d0c4c0d644 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - 21話目な件について。でオールマイトがヒーローチームWinと言っていますが、敵チームWinではないですか？間違ってたらすみません！ (2018年6月2日 22時) (レス) id: d0c4c0d644 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
