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続き ページ50

彼なりに精一杯謝ったのだ。他人に謝ることなんてない彼が謝ったのだ。

Dreamが見れば幻覚を見ているのかと勘違いをして、Inkが見れば気を失いかける程の状況だ。

「…本当にごめん…君の泣き顔を見ると…辛いんだ…ごめんね…泣かないで…」

泣き顔が好きだった彼が、今だけは好きではないらしい。顔を辛そうに歪めている。

「…泣き止んでくれないの?」

もう彼も限界らしく、これ以上何をすればいいのか分からないで顔を背けようとする。

だが、これじゃ何も変わらないと思った彼は行動を起こした。

「…こっち見て…」

彼女がBlueの方を見た瞬間に彼と彼女の影がくっつく。柔らかい唇にシャンプーの優しい香り。

「…ねえ、僕、君のこと…好きなんだ…」

信じられないといった様子で彼女は目を見開く。それもそうだ、何回彼にイタズラされたか彼女自身数え切れないのだから。

「本当だよ…そうでもなきゃこんなの事しない。今まで酷い事してたのは…」

「君の反応が可愛かったから…君に見て欲しかったから…君が好きだから」

顔を青く染め、彼は照れる。彼女も初めてこんな事言われたのだ。耳まで真っ赤に染めてしまう。

「…はは、真っ赤じゃん。照れてるんだ。かわい…」

彼女は更に顔を染める。もう気絶寸前だ。

D「おい、もう出勤時間だぞ!?それになんでそんな感情を出して…」

Dreamが扉を蹴破る勢いでやってきた。出勤時間の十分前にはすでに配置に付いている彼女がいないんだ。

心配になってくる。それに部屋に近づけば近づくほど羞恥という感情を強く感じるからより心配になったんだ。

部屋の中を見て最初に目に入ったのは微かに照れているBlue。次に真っ赤な顔に涙の跡がある彼女。そしておもちゃのバズーカ。

何が起こったのか分からないが、全ての原因はBlueにあると考え、スカーフを引っ張り部屋の外へ連れ出す。

「(本気にしてね、Aちゃん)」

そう口パクでBlueは言う。彼女は何を言ったのか分からなかったが、後々分かり、仕事に手がつかなくなってしまった。

この小説の続きへ→←君が好きだから【DS!Blue】



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もふわた【きまぐれ極低浮上】(プロフ) - 読めるようになってる…!!解放ありがとうございます、久々に読み直させてもらいます…感謝…ッッ…!! (2022年3月31日 8時) (レス) id: fdffafe700 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわねこ(プロフ) - Gakumoさん» ありがとうございます! (2020年8月29日 23時) (レス) id: a830409e71 (このIDを非表示/違反報告)
Gakumo(プロフ) - ちくわねこさん» 忙しい中で書いて下さりありがとうございます…!お疲れ様です!ちくわねこさんの作る小説は本当に見ていて飽きないし大好きです。ゆっくりでいいのでこれからも更新頑張って下さい! (2020年8月29日 23時) (レス) id: 9ed5c5c934 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわねこ(プロフ) - 結輝@藍友同盟さん» ありがとうございます!愛してるゲームは言う方か言われる方か悩みましたが、両方書けばいいことに気付いたので…またリクエストがあれば是非言って下さいね! (2020年8月29日 22時) (レス) id: a830409e71 (このIDを非表示/違反報告)
結輝@藍友同盟(プロフ) - んあぁぁぁ!ありがとうございます(土下座)1回のリクで2度美味しいバビコ仕様だとは思ってなかった…()更新頑張ってください! (2020年8月29日 22時) (レス) id: 642c8fc8b6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちくわねこ | 作成日時:2020年6月4日 23時

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