子どもじゃない！【Dreamswap】

七話:自業自得でしょ？ ページ8

Blue「…ほら。この先を進むと孤児院だよ」

…何もなかった。良かった…

？？「おい！Blue！Aっていうガキ知らないか！？」

…後ろから聞こえるこの声…インクだ。

Ink「って、いたっ！？勝手に動くな！」

5歳児なんだから、仕方がないでしょ。

Blue「あ、インク。インクが探してた子供ってこの子？」

Ink「…なんで知ってるんだ…」

Blue「クスっ…だって分かりやすいんだもん」

…もう戻ってもいいかな？

Ink「こっちに来い！」

？？「そこで何をしている。Ink。Blue」

…うわ…インクドンマイ。

Ink「…ボスっ！？こ、これは…！」

Blue「あ、ボス(笑)。道案内しただけだよ」

インクは私の事攫ったみたいなものだけど。

Dream「…インクは後で部屋に来い。Blue…子供達に何かしたら…」

Blue「嫌だなぁ。僕の事何だと思ってるの？」

悪魔でしょ。

Dream「…A。大丈夫か？怪我はないか？」

『うんっ！大丈夫！あのねー！ここすっごく広くてビックリしちゃったー！』

こんなに広いなんて…予想以上だった。

Dream「そうか、良かった。孤児院まで一人で行けるかな？」

『うん！行けるよ！』

ここら辺の構造は覚えてる。

Dream「偉いな。それじゃあ…インク」

あ、インクが焦ってる。

Dream「…？」

…ドリームさん…今のインクに感情がある事に気付いた…？

…まあいいや。いつかはバレる事だろうし。知らないフリすればいいや。

…もう行こう。

.
.
.
InkSide

Dream「…まったく…何回言えば良いんだっ！！」

…クソが…

Dream「私の命令を聞け…インク…！」

最悪だ…全部あのガキが…

Dream「聞いているのか！！」

『っ…』

Dream「はぁ…もういい。出て行け」

『…はい』

…はぁ…今日は最悪な日だな。

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