二十話:夜這い ページ21
そんな私を見て、考えている事を察したのかBlueは笑ってコンロの前に立った。
B「流石にお客さんに出す料理には変なものを混ぜたりしないよ？まあ、隠し味に唐辛子を大量に入れるかもしれないけど」
その言葉を聞いたLustと私は顔を青ざめた。LustはBlueを見張ると言って彼の隣に立った。
私はどうしよう。Lustがアイツを見張っているし…部屋の確認でもしようかな。
『Blue、私たちが今日中に帰れなかった時の寝泊まりする部屋はある？』
私がそう尋ねると、Blueは顔を動かさずに喋って教えてくれた。玄関をまっすぐ行って、右に曲がる。そこにある部屋…
これかな。客人が来た時用なのか、押し入れには布団がある。でも一人分だ…私かLust、どっちかがソファで寝れば済む話か。
私は、布団の大きさで寝る場所が決まるかもしれないと布団を床に敷いた。
じゃんけんでどっちに寝るか決めることになるのかな…ああ、この布団ふかふかで…眠くなっちゃう…
私の瞼は岩のように重くなって、暗闇の中へと入ってしまった。
.
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Blue Side
よし、料理が出来た。コイツに見張られたせいで面白いことができなかったな…
彼女はあの部屋にいるだろう。Lustに先に食べさせてから呼びに行くか。
『出来たからさっさと食べて。彼女呼んでくる』
Lustは嬉しそうに料理をお皿に盛っていた。僕は彼女の元へゆっくりと歩いて行った。
そこには小さな寝息を立てている彼女の姿があった。幸せそうに寝ているな…
僕はゆっくりと近づき、彼女の上に覆い被さるように座った。
よく見ると、彼女は意外にも整った顔をしていることに気づいた。顔にはあまり興味無かったが。
僕は、彼女の頬を軽くつねった。想像よりも柔らかく、二回、三回と頬をつねってしまった。
すると、彼女の眉間にシワが寄り始め、少しづつ目を開いた。
「キャァアア！？！？」
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ASide
夢に浸っていた私を軽い痛みが襲っていることに気づいた私は、嫌々ながらも目を開く。
すると、目の前には奴がいた。
『キャァアア！？！？』
私は大声を上げて彼の胸を押した。その抵抗は虚しく、離れてくれなかった。彼は私の顔に近づき、耳の横で囁いた。
B「油断しちゃダメだよ…悪いモンスターに襲われちゃうからね？」
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アンテ民 - ちゅきです！！！！付き合って下さい！！！(ｺﾞﾒﾝﾅｲｻｲｼﾞｮｳﾀﾞﾝﾃﾞｽ)更新待っております！！！！！！！！ (4月11日 23時) (
レス) @page22 id: 8368d13fa5 (このIDを非表示/違反報告)
sachesache(プロフ) - Lustさんメッチャ良い奴じゃないかッッ！DreamSwapのストーリーを進めつつ、他のAUとの繋がりを自然に導入していて楽しく読ませてもらってます！応援してます！ (2022年3月31日 16時) (レス) @page22 id: 10c2eed974 (このIDを非表示/違反報告)
KINGボーン(プロフ) - 初コメ失礼します！めちゃくちゃ好きです！←突然の告白((((これからも更新頑張ってください！ (2020年12月20日 23時) (レス) id: d33e05f76d (このIDを非表示/違反報告)
なつ - あのドリームスワップの小説応援してます！更新頑張ってください！ (2020年12月20日 18時) (レス) id: 9f107c7e8c (このIDを非表示/違反報告)
団子(プロフ) - 語彙力無くなるくらい好きです！初めまして！好きです！！！ (2020年10月26日 17時) (レス) id: 6f0a028800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちくわねこ | 作成日時：2020年5月10日 0時
