「好きで好きで たまんねぇのよ。」(in×ym)

カミってる ページ24

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涼「いや〜……よかった………ちぃが大きく見えた………」


慧「ほんと………お兄さん泣きそうよ」





立派に座長をこなした“照くん”と一瞬だけ顔を合わせたけど

なんと言うか…一回りも二回りも大きく見えて 誇らしくも少し寂しいような気分。…髪型の話じゃないぞ。中盤のボブカットは美人だったけど…♡



でも、買ってってね♡と促されたグッズのおかげで 結局単純なオレは上機嫌だ。

このトリックを解いたのは、他でもない伊野尾ちゃんなんだけどね。





慧「やっぱ… 座長ってすごいよね」


涼「ね。 …そう思うと、今JUMP何人も座長抱えてんだね」


慧「みんな頑張ってるからなぁ、俺も頑張んなきゃな……ちねんにいい刺激もらった。」


涼「俳優の顔してるちゃん、なんかカッコよくてむかつくー。笑」


慧「アハハ、じゃーそろそろ彼氏の顔に戻りましょーかっ？」




今日はデートだもんね、と言いながら 俺のニット帽の縁を左手で少し直して ゆっくりとアクセルを踏み込む
その横顔は、甘くて優しいけどキリッとした、俺のだいすきな表情。




なんで好きか、そんなの多すぎて 言語化するのウルトラスーパーメガマックス鬼めんどくせーからさ、





涼「どこ行くの？」


慧「ナイショ。」


涼「え〜？？」


慧「いいトコ〜。」






目的地に着いたら、デートの日くらいは恥ずかしがらずに
行動で示せたらいいな。なんて。






甘さレベル：♡ → …?

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