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「A、柱への昇格おめでとう、よくがんばったね。これからもこの鬼殺隊の一員として頑張ってね」
柱合会議が終わった後
お館様の激励の言葉を噛み締めている月村A。
『御意』
とイイ返事をしたのも束の間
「それより、Aの 潔癖症 を早く治さないとね」
と耳の痛い話をされた。
「人との距離は普段から半径1メートルは保ってるし、触られるだけでの失神は度々。食べ物は自分の作ったものしか食べない。机や椅子その他のあらゆるものを布巾で拭かないと気が済まない。おまけに手袋なしでは物に触ることもできない。その他にも。
これは早く治さないと厄介なことになるよ。」
と少し厳しい顔になっておっしゃった。
その様子に逆ギレすることなく申し訳なさそうな顔をしながら聞くAは直さなくてはいけないという自覚があるのだろう。
『申し訳ございません。がんばります。』
そう言ったAにまたお館様は優しい顔になり
「しかし、鬼と戦う時に触れられないように攻撃をさけあんなに軽やかに首を斬るのはAにしか出来ない技だよ。よく極めたね。」
とフォローをした。
ある程度話をしてお別れをしたあとにお館様は考えた。
他の隊員があの子を変えてくれるかな。
あの子が持っている闇を取っ払ってあげてね。
そう、希望を持って。
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ほにぃみぃ - え、好き(唐突な告白)無惨様は、、、でてこない、、です、、よね......すいません調子のりました。更新頑張って下さい。 (2019年12月9日 18時) (レス) id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ウナギ師匠 | 作成日時:2019年11月27日 13時