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目黒side
あんなにたくさん寝たからもう寝られないかな、と思いつつ、昼食の時間を過ぎても起こさなかったのには理由があって。
亮平くんの食堂デビュー。
早く慣れとくことに越したことはないかなって。
そーっと部屋に入ると、既に起きてたみたいでまた一点を見つめながらタオルケットを抱きしめている。
目「いっぱい寝たね。お腹すいたんじゃない?」
亮「ん……」
目「今日さ、ご飯お部屋じゃなくて食堂行ってみない?」
突然の提案に反応は微妙。
でもこれはこれで経験になるかもしれないし、お部屋だとしょっちゅう看護師たちが様子を見に来てたから、食堂なら一人で落ち着いていられるかも。
他の子達とは時間をずらしたから、変に緊張もしないと思うし。
目「どう?行ってみよっか」
ん……としばらく考えてから、小さくうん、と頷いた。
目「ここ真っ直ぐ行って、あそこで曲がるの。入ったらご飯乗ってるトレーが並んでるから、好きなの取って席で食べてね」
この時の俺の安直な判断が、後に亮平くんに恐怖を味わせることになるとは夢にも思わなかった。
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おいぬ(プロフ) - 優真さん» いつも読んでいただきありがとうございます¨̮⃝メッセージに送りましたのでご確認ください! (11月6日 22時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
優真(プロフ) - こんにちは!いつも楽しく拝見しております。パスワード保護のパスワード教えていただきたいです! (11月6日 22時) (レス) id: 3196b3602d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - おいぬさん» とんでもないです!ありがとうございます🙇🏻♀️主さんのペースで頑張ってくださいね👍 (8月12日 11時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
おいぬ(プロフ) - ののさん» メッセージにお送りしました!読んでいただいてるのに更新が滞っていてすみませんᐢ ; ˙̫ ; ᐢ (8月12日 9時) (レス) id: e34387800d (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - いつもたのしか拝見させていただいてます🙇🏻♀️パスワード保護されている小説を読みたいです😻パスワードを教えてください🙇🏻♀️🙇🏻♀️お手数ですがお願いします (8月12日 7時) (レス) id: 76a37fd4ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おいぬ | 作成日時:2022年8月3日 22時