【ラブライブ】何処に行っても繋がってるよ

怒りの曲（第7話） ページ9

作曲頼まれてから一週間。

真姫「できた…。」

どうにか完成できた。
かなり骨が折れたがな…。

A「はぁ……。」

真姫「何よ、そんなに疲れたの？」
A「疲れた。」【即答】

真姫「むっ。」


A「とりあえず、頼んできた先輩に渡してやれ。その間練習しているから。」


真姫「それは明日にするわ。あなたは練習してて…。」

A「どうせ寝るんだろう…。」


真姫「いいから早くやりなさいよ。」


こいつ寝不足なのかよ……。



A「じゃあ、遠慮なく…。」

怒りをイメージした曲を試すか…


ダン！

鍵盤を触るんじゃない。叩きつける。
そして早く、早く、早く。







こんな調子で五分間叩きつけていた結果、案の定疲れてしまい手からは、血が流れていた。

西木野は………？


スー、スー、………

やっぱり寝ている。



真姫「A…。」

A「え……？」



スー、スー、


寝言か…。
俺は西木野の顔を見た。



A「ずっと気づかなかったけど意外に可愛いな…。」

そういえば起こさなきゃ。

手で叩くとすぐに起きた。


真姫「……やっぱり寝ちゃっわ……、ってその手どうしたの？」

A「鍵盤叩いたら傷がついちゃった。」


真姫「あなたねぇ……。はぁ、何もない。」






ピッ。

帰れない（第8話）→←貸し（第6話）

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す